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【詳細】
泡坂妻夫 亜愛一郎シリーズset
亜愛一郎の狼狽 2013年9月13日18版 東京創元社発行
亜愛一郎の転倒 1997年11月21日3版 東京創元社発行
亜愛一郎の逃亡 1997年10月17日3版 東京創元社発行
亜智一郎の恐慌 2000年7月20日初版 双葉者発行
亜愛一郎の狼狽
雲や虫など奇妙な写真を専門に撮影する青年カメラマン亜愛一郎は、長身で端麗な顔立ちにもかかわらず、運動神経はまるでなく、グズでドジなブラウン神父型のキャラクターである。ところがいったん事件に遭遇すると、独特の論理を展開して並外れた推理力を発揮する。作家・泡坂妻夫のデビュー作「DL2号機事件」など全8話を収録
亜愛一郎の転倒
完璧な写実性で注目された画家の絵の中に見出される数々の不思議――手の指が六本ある少女、針の間違っている時計、開けられないドアなどは何を意味するのか? さらに一夜にして忽然と消失した合掌造りの家、タクシーの後部座席に突然出現した死体……等々、ちょっとした不合理から思いもかけぬ結論を導き出す亜愛一郎。快調の第二弾
亜愛一郎の逃亡
完璧な密室状態の丸いカプセルの中に、前頭部に打撲傷、背中に突き傷を負った男の死体が……。ネス湖の怪獣よろしく、北海道の湖に現われたという双頭の蛸を取材するために駆けつけた記者の目前で起こる殺人事件……等々、一見何気ない事件の陰に潜む作為を嗅ぎ取って真相を言い当てる亜愛一郎。シリーズ掉尾を飾る傑作。さらば名探偵!
亜智一郎の恐慌
名探偵・亜愛一郎のルーツは、雲見番番頭にして将軍直属の隠密方だった。江戸時代の市井の人々の生活をいきいきと描いたドラマ。「雲見番拝命」「補陀楽往生」「地震時計」など7編を収録した時代小説集。
泡坂妻夫(1933-2009)
東京・神田生れ。家業の紋章上絵師の仕事をするかたわら推理小説を書き、1976年「DL2号機事件」で第一回幻影城新人賞に入賞しデビューした。1978年『乱れからくり』で日本推理作家協会賞を、1988年『折鶴』で泉鏡花文学賞を、1990(平成2)年『蔭桔梗』で直木賞を受賞。マジシャンとしても著名。
【状態】
経年劣化により若干の焼け、頁角小折れ、カバーにスレ、傷、ヨレは御座いますが、概ね良好です。