LXV-OT10(サーノイズなどフルボリューム近くまで殆ど認められず)
一般的にMCポジションにおいては、MMに比し増幅量が大きくなるためアンプのヴォリュームの位置が12時位で相当のサーノイズがスピーカから発生しますが、本機においてはフルヴォリューム近くまでMCでもノイズが認められません。このことは非常に画期的でMCトランスを凌駕するほどです。信じられないと思いますが、騙されたと思って一度使用して見て下さい。嘘ではありません。
高級機に迫る☆☆大改造ラックスマン「LXV-OT10」真空管フォノイコライザー☆☆
● MMとMCへの切り替えは、筐体を開けることなく裏面パネルのセレクタースイッチで切替可能。
● 電解コンデンサーは、ヨーロッパの高級アンプに用いられている独のウルト・エレクトロニ ク(Wurth Elektronik)の赤色コンデンサーに換装。
● 電源SWは、トグルSWからLED表示付きプッシュボタンSWに交換。
● オペアンプは、前段に数少なくなった超低歪率超低雑音1回路のAD797Bをデュアル(2 個使用で高周波ノイズ対策にコンデンサーを噛ましてます)で搭載。 後段には,音質を考慮してMUSES01D(共立エレショップ)を搭載。
※AD797Bは、ノイズと歪みが極めて小さいためプリアンプとして最適。オーディオ帯域で0.9nV/√Hzの低ノイズと −120dBの低総合高調波歪みを持つため、マイクロフォンやミキシング・コンソールでのプリアンプに必要とされる広いダイナミック・レンジを提供します。AD797Bは入力オフセット電圧および、バイアス電流がAD797Aの半分と、極めて小さい高性能品です。
総合見解:LXV-OT10の心臓部のオペアンプの組み合わせは、推奨するオペアンプで、Nノイズは、アンプボリューム1時位から聞こえ始めている(添付説明書による)。
本機は、前段に超低歪率超低雑音のオペアンプを組み込む事で、フルボリュームの手前3時から4時の位置までノイズ(サーと言う高周波ノイズ)は聞こえない。但し、フォノケーブルとアンプの接続環境等によって変化する。本機の12AU7真空管は。JJ球から厳選したフィリップスの『PhilipsECG6189W』に交換。
※12AU7の代表的な性能ランク(右に行くほど優秀)
ECC82(12AU7)< ECC802 < 5814 < 5963 <6189W ※※比較ECC82が最下位で上位は『6189WA』※※
追加報告:フォノイコライザでの悩み事を全て解決どうしても避けきれないサーノイズですが、本機の『MMポジション』においては、メインアンプのボリュームフル位置(5時位置)で稍々サーノイズ確認(eBayで中古時価8万円程プレミアムオルトフォンOMB30楕円針)。
『MCポジション』において、MCは、どうしてもサーノイズやハムが出やすいのですが、驚異的5時位置でもサーノイズがほとんど確認できませんでした(デノンDL103R楕円針にて)。なお、他のメーカーのフォノイコをお持ちの方は分るはずで、ノイズに苦慮している方の救いとなるはずです。
冒頭の説明においても記載しましたが、もちろん再生環境にも左右されますので、アース等も十分考慮して下さい。
前段のオペアンプには、高周波ノイズの除去にバイパスコンデンサ(大変小さなチップコン)を組み込みましたが、後段の MUSES01D(音質用として) には組み込みは有りません。※ これらの方法がトータル的にノイズの減少に繋がっているのかも ※
LUXMAN LXV-OT10の使用説明文には、MMとMCの切り替え(切り替え毎に筐体の上蓋を外す)時には、必ずACアダプタプラグを抜いた状態でDIPスィッチを切り替える。
しかし、本機のMMとMCの切り替えは、背面(裏)パネルのロータリーSWで切り替える事が出来る。但し、うっかりして電源を入れたままで切り替えた場合、壊れないようにMM-OFF-MCとしてあるが、飽くまでOFFはうっかり対策、原則として本機の場合もなるべく電源を抜いて切り替えてほしい。※壊れた事例がないが、保証にあらず。
パネル面の装飾:
1枚目の写真ではパネル面がくすんでいるように見えますが、これは撮影の関係で、実際は『金ラメ』を吹き付け、綺麗なパネルです。
本品が他の製品より高額な理由を記載します。
☆ 裏パネルの緑のロータリーSWは、6ポジション3切り替えでこの類のSWは国内では入手困難(4極までで6極は無し)となっており、ヨーロッパのオーディオ特殊製品の販売店でしか入手できませんので、価格が本品に跳ね返っています。
☆ ノンノイズの要因は、ヨーロッパ製高級アンプに組み入られている電解コンデンサーと超低歪率超低雑音のオペアンプ(価格はMUSES01Dとほぼ同価格)によるもので、これら製品価格が同様に価格を押し上げています。
☆ オペアンプは、AMAZONやヤフー(低価格の物)で売られている安価な多分に偽物の品でなく、MUSES01Dは、共立エレショップで5500円(3年前に購入)、又、前段に設けた超低歪率超低雑音のオペアンプは一回路オペを2個(高周波ノイズをおさえるコンデンサーチップを組み込み)でこれまた本物は、粗MUSES01Dと同価格です。
オリジナルに比し高価な理由は、お分かり頂けたでしょうか。有難うございました。
本機を使用して、ヴィヴァルディ『四季(フォーシーズン』を聴く:
昨年発売された I MUSICI のエソテリック(限定版LPレコード)版を再生、当該盤は針シューノイズ、パチパチノイズ、プチプチノイズが全く無く、まるでSACDなみの優秀盤でトレースは素晴らしい一言につきる。
本機のサーノイズ皆無でも、LPレコード盤に起因する各種ノイズには、本機を持っても救えないが、この超優秀LPとの組み合わせにおいては、奇跡的信じられなく、今までこの様な盤とのめぐり逢は、過去に5枚ほど(LPのパチノイズ無し)。まさに脅威と言える。一度是非、潔癖症を自負するオトキチ諸君に是非経験してほしい。
参考:今回のLP再生に使用したオーディオ
・ LUXMAN フォノイコライザー(今回出品中の大改良品)
・ カートリッジ(ナガオカMP500ラインコンタクト針 & デノンDL-103R 楕円針)
・ トーレンスTD295 マーク4にオルトファンアームを後付け、更に電源は本体に組み込まず、外付けプロジェクト製の33,45回転セレクト付電源供給アダプター(トーレンスオリジナルから大改造)
・ 高級馬の尻尾を使用した高級静電気除去はけ(販売終了品18000円)を使用(再生ごとに)。
新品或いは未使用(新品に近い)の表示に迷いましたが、改良を施した本機を中古と見るか、しかし、使用せず改良だけなので、真意を伝えたいため、敢えて新品と表示しました。嘘偽りは有りませので、ご理解を賜りたいと思います。もし、ご意見があるようでしたら質問欄にご掲載下さい。
※応札後、中傷的なお言葉を頂く事がありますので、注釈的なコメントを付記させて頂きました。