三葉虫 Gigantopygus papillatui

　稀少種Gigantopygusの標本は如何でしょう?
　近年採取量が激減してきたIssafenの標本、是非この機会にどうぞ!

　IssafenはMorocco南東部Tataの街からさらに90km南下した場所に在ります。　リンク先の画像から解る様にその辺りの山に緑色に見える部分は全てカンブリア紀の地層が露頭している場所で、何処を掘っても何かしらの化石が出ると考えられ、化石掘りにはたまらない地域であります。
　ただ保存状態の良い三葉虫が採取出来る場所はごく限られており、このIssafenの集落からさらに南下した何も無い山間部に有りました。　地名も無い土地ですので一応一番近い集落の名を取ってIssafen産と呼ばれていますが、そこは決してIssafenの集落では無いのですが、Issafenから続く地層でIssafen Formationと呼ばれております。

　稀少な標本を是非この機会に手にとって御覧下さい。

カンブリア紀
Nevadiidae科
Issafen Formation
Issafen Tata, Morocco産

その他多数出品中

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発送は佐川急便での扱いと成ります。
沖縄県、離島のみゆうパックでの発送と成ります。

　産地で採取される化石の大半は欠片と言って良い状態で、全体が綺麗に出土する事は条件にもよりますが三葉虫等では大変希な事です。　また採取する段階で割れる事も多く、割れた原石の断面から化石を発見する事も普通に有ります。　パーツが揃っている化石は原石の状態で貼り合わせて後クリーニングをします。　それは標本の価値とは関係が無く、化石はその稀少度や保存状態、全体のパーツが揃っているか等が重要な事なのです。　当方の出品物は現地にて厳選した物ばかりで品質には自信が御座いますが、全てを原石の時点から作業行程を全てチェックしている訳では無く、解らないリペアもされている物も有るかも知れません。　化石は工業製品では無く自然の物産で有る事を御理解の上御入札下さい。

　化石は種類や形状にもよりますが、ゆで卵の殻を剥くように完全体で採取出来るのは相当希な事で、母石の始末が粗いのに本体だけ綺麗な物は逆にその出自も良く調べた方が良いかも知れません。　市場には土産物用のイミテーション等も有り真贋を判別するのは慣れないとなかなか難しい事です。　それらオークションでは説明しきれない事、産地やクリーニング工房等、多彩な情報をブログで発信中ですので、是非一度御覧下さい。