小澤征爾の芸術
16CD
Disc:1
バルトーク:
● 管弦楽のための協奏曲 Sz.116
● バレエ音楽『中国の不思議な役人』 op.19, Sz.73(全曲)
タングルウッド祝祭合唱団(役人)
ボストン交響楽団
1994年2月26日&3月1日(協奏曲)、2月28日(役人)、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(デジタル/ライヴ:協奏曲、セッション:役人)
小澤征爾によるバルトーク、ボストン交響楽団を指揮したフィリップス録音。
Disc:2
ベートーヴェン:
● 交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
● 『エグモント』 op.84~序曲
1997年4月、ウィーン、ムジークフェラインザール、ステレオ(デジタル/セッション)
サイトウ・キネン・オーケストラ
1993年の第7番から2002年の第9番まで、9年の歳月をかけて録音された小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラによるベートーヴェン全集から、第3番『英雄』に2曲の序曲と行進曲をカップリング。
Disc:3
● ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
1973年2月、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(アナログ/セッション)
● ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』より『愛の場面』
1972年6月、カリフォルニア、クパティーノ、ステレオ(アナログ/セッション)
ボストン交響楽団
幻想交響曲は小澤征爾の十八番ともいえる作品で、録音だけでも4種類存在し、2014年のサイトウ・キネン・フェスティバルでもこの作品で久々にオーケストラ・コンサートの指揮台に立ちました。ここに収録された録音は2度目のもので、2枚目には『ロメオとジュリエット』と題された作品を集めたサンフランシスコ響との録音を収録しています。
Disc:4
ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調 op.68
・ハンガリー舞曲第1番
・ハンガリー舞曲第3番
・ハンガリー舞曲第10番
サイトウ・キネン・オーケストラ
1990年8月(第1番)、1989年9月(第4番)、1991年9月(第2番,第3番)、ベルリン(第1番,第2番)、 オランダ(第2番,第3番)
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラの最初期録音であるブラームスの交響曲全曲を収録した2枚組。
本場ヨーロッパの音楽ファンを驚愕させた歴史的名演です。(UNIVERSAL MUSIC)
Disc:5
ドヴォルザーク:
● 交響曲第9番ホ短調 op.95『新世界より』
● 序曲『謝肉祭』 op.92
サンフランシスコ交響楽団
1975年5月、サンフランシスコ、ステレオ(アナログ/セッション)
小澤征爾がカナダのトロント交響楽団の音楽監督を経てサンフランシスコ交響楽団の音楽監督を務めたのは1970年から1976年の6年間。1973年からはボストン交響楽団の音楽監督も兼任するわけですが、いわば小澤が国際的に大きく飛躍する時期にあたっています。この『新世界より』は『英雄』とともにこのオーケストラとフィリップスに録音したもので、持ち前のしなやかな音楽性でこの民俗的な情感に満ちた名作をさわやかに、そして熱気を込めて演奏しています。
Disc:6
・マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』(花の章付き)
ボストン交響楽団
1977年3月、4月(花の章:1984年)、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(セッション)
Disc:7
マーラー:
● 交響曲第5番嬰ハ短調
ボストン交響楽団
1990年10月(第5番)、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(デジタル/ライヴ:第5番)
最も規模の小さいマーラーの交響曲である第5番では、コンサートならではの集中力みなぎる素晴らしい演奏を披露し、
聴衆を熱狂の渦に巻き込んでいます。(ユニバーサル ミュージック)
Disc:8
● オルフ:
カルミナ・ブラーナ
エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
ジョン・エイラー(テノール)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
晋友会合唱団
ベルリン・シュターツ&ドム少年合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1988年6月、ベルリン、フィルハーモニー、ステレオ(デジタル/セッション)
20世紀に活躍したオルフの出世作となった『カルミナ・ブラーナ』は、バイエルン地方ボイレン(ブラーナ)の修道院に伝わる中世の世俗的な歌集(カルミナ)の詩を用いて作曲された、全世界に彼の名を知らしめた作品です。中世に生きた民衆の赤裸々な人間賛歌を大規模な合唱や大胆な和声によって描出した原始的なエネルギーに満ちたこの作品を、小澤征爾がベルリン・フィルハーモニーの絢爛たる響きを駆使して、雄大なスケールで再現しています。
Disc:9
プロコフィエフ:
● 交響曲第1番ニ長調 op.25『古典交響曲』
● 交響曲第6番変ホ短調 op.111
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1989年4月(第1番)、1991年5月(第6番)、ベルリン、フィルハーモニー(第1番) イエス・キリスト教会(第6番)、ステレオ(デジタル/セッション)
1989年から1992年にかけて録音されたプロコフィエフの交響曲全集から。
カラヤンからアバドへシフトしていた時代のベルリン・フィルを小澤征爾が見事に統率し、きわめてクオリティの高い演奏として今なお評価され続けています。(ユニバーサル ミュージック)
Disc:10
ラヴェル:
1. ボレロ
2. 海原の小舟
3. 古風なメヌエット
4. 道化師の朝の歌
5. 亡き王女のためのパヴァーヌ
6. ラ・ヴァルス
ボストン交響楽団
1974年3月(4,6)、4月(1-3)、10月(5)、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(アナログ/セッション)
小澤征爾が1974年に録音したLP4枚分のラヴェル作品集からの6曲。
『道化師の朝の歌』のファゴット・ソロ、『亡き王女のためのパヴァーヌ』のホルン・ソロなど、ボストン響管楽器セクションの妙技が光る演奏です。(ユニバーサルミュージック)
Disc:11
レスピーギ:
・交響詩『ローマの松』
・交響詩『ローマの祭り』
・交響詩『ローマの噴水』
ボストン交響楽団
1977年10月、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(セッション)
Disc:12
● リムスキー・コルサコフ:シェヘラザード
● リムスキー・コルサコフ:ロシアの復活祭
ウィーン・フィルハーモニー、録音:1993年
複雑華麗なオーケストラの響きを完璧なコントロールで聴かせる名演奏。
1977年、42歳の小澤征爾が手兵ボストン交響楽団を指揮したローマ三部作。
Disc:13
R.シュトラウス:
● 交響詩『英雄の生涯』 op.40
● 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30
ジョセフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン・ソロ)
ボストン交響楽団
1981年12月、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(デジタル/セッション)
小澤征爾のリヒャルト・シュトラウスと言えば、カラヤンの代役でベルリン・フィルの日本公演を指揮した1986年の『英雄の生涯』が伝説的名演とされていますが、ボストン響との2曲とウィーン・フィルを指揮した『アルプス交響曲』も名盤として語り継がれています。(ユニバーサル ミュージック)
チャイコフスキー:
1. バレエ音楽『白鳥の湖』 op.20より(6曲)
2. バレエ音楽『くるみ割り人形』 op.71より(8曲)
3. バレエ音楽『眠りの森の美女』組曲 op.66a(5曲)
ボストン交響楽団
1978年11月(1)、1990年12月(2,3)、ボストン、シンフォニー・ホール、ステレオ(デジタル:2,3 アナログ:1/セッション)
Disc:15
チャイコフスキー:
● 交響曲第4番ヘ短調 op.36
● イタリア奇想曲 op.45
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1988年5月、ベルリン、フィルハーモニー、ステレオ(デジタル/セッション)
小澤征爾とベルリン・フィルハーモニーのコンビがドイツ・グラモフォンへ初めて録音したアルバムです。チャイコフスキーの交響曲は小澤が最も得意としているレパートリーのひとつで、この第4交響曲でも指揮者の個性を存分に発揮して天下の名門オーケストラを自在に操り、作品の情熱的な性格を白日のもとにさらけ出すかのような白熱の名演奏を繰り広げています。『イタリア奇想曲』を併録。(メーカー資料より)
Disc:16
チャイコフスキー:
● 交響曲第5番ホ短調 op.64
● 序曲『1812年』 op.49
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1989年4月(1)、1992年11月(2)、ベルリン(デジタル)
冒頭に現れる「運命の主題」が全楽章にわたって様々な形で再現し、この主題が全曲を統一する役目を担う第5交響曲。チャイコフスキーの作品は小澤征爾が最も得意にしているレパートリーのひとつで、この交響曲でも彼の個性を存分に発揮して天下のベルリン・フィルハーモニーを自在に操り、作品の情熱的な性格を白日のもとにさらけ出す白熱の名演奏を繰り広げています。フランス国歌やロシア民謡を用いた祝祭的な大序曲『1812年』を併録。(ユニバーサル ミュージック)
指揮:小澤征爾
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