1970年代初頭の傑作3部作、遂にここに完結! 優雅なオーケストラに支えられ、麗しい美声で歌われる夢見心地の北欧ポップス~ソフトロックの数々。デンマークの女性シンガー、ビアギッテ・ルゥストゥエ アが1971年に吹き込んだ3rdアルバム『ラブズ・ラビリンス』は、彼女の諸作の中でも最も完成度の高い極上のポップス作品。 そんな名作が、遂に正規 CD復刻です。緩やかな出だしが作品のクオリティを占うかのようなオープニング曲「I Love You」から期待を裏切らない夢見心地の好曲ながら、続く、華麗に舞い上がるオーケストレイションが余りにも美しいドラマチックなポップス 「There's a girl」が本作のハイライト。ゴージャスで可憐、そんな逸品です。他にも同様の優雅なストリングスアレンジが際立つ「How Can It Be That Way」、「Love's Labyrinth」など、王道の70'sポップスの好曲達に加え、疾走感溢れるボサ~ソフトロック「Oh!」、「My snowman」等の弾けたナンバー達、エルトン・ジョンの名曲をドラマチックにカヴァーした「Your song」、ラストを華やかに飾る、高揚するスキャットが最高なラブリーなワルツの「All Kinds Of People」(バート・バカラック)など、全編じっくりと練り上げられた珠玉の北欧ポップスが詰まった、非常に完成度の高い秀作です。[紙ジャケット仕様]