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【商品名】
絶版正規品アンティーク オメガ パリ万博 1900 Exposition Universelle de Paris 1900
【商品情報】
この時計は、2018年に限定18本で復刻され、日本での販売価格は一千万円を超えてしまった、ファースト オメガ リストウォッチの復刻版ではなく、フルオリジナルになります。
オメガの創業者であるルイ・ブランが、当時のルイ・ブラン工房の技術力の高さを世界各国のセレブリティに披露する為に、1900年、19世紀最後の年に20世紀の新たな時計の形として発表したのが、このオメガパリ万博モデルになります。
当時の時計の主流は懐中時計で、腕時計というものは存在しませんでした。
ですが、懐中時計を持っているほとんどのセレブリティが鎖を腕に巻きつけ使用している、というキャビノジェにとっては耐え難い光景を見たルイ・ブラン氏は、何故自身の時計工房に通常の使用ではありえない壊れ方をしている懐中時計が、近年、大量に修理依頼が来るのか、その原因を知ることになります。
懐中時計は、テンプと鍵車が完全にベースプレートに対して、垂直に設置されているのですが、現代の腕時計のように頻繁に角度が変わってしまう、あるいは激しい動きに伴う衝撃には、とても弱い構造でした。
そこで、ルイ・ブラン氏が考え出した解決策は、鍵車やテンプ、アーム部分などに、ある程度の遊びを持たせ、衝撃が加わっても、その衝撃を受け流すスペースを全ての部品と部品の間に作るという、当時の機械式時計の設計概念とは完全に真逆の発想でした。
この時初めて、今ではどの時計メーカーでも当たり前のように使用しているショックレスティングという概念が生まれることになりました。
そして、全く新しい概念に基づいて作られたムーブメントにルイ・ブラン氏が名づけた名前こそが、まさにCal. OMEGAという、のちに社名にすらなる、時計の歴史を語る上では、かかすことが出来ないムーブメントが誕生しました。
最終形態、完全性を意味するオメガと名付けられたそのムーブメントは、その当時のどのムーブメントよりも耐久性に優れ、正確性は、置時計の正確性に匹敵するとさえ言われました。
19世紀最後の年にルイ・ブラン氏は、誰もが現在の時刻を正確に知ることが出来る、20世紀という未来を想像し、生み出されたのが、このオメガ パリ万博 1900 Exposition Universelle de Paris 1900になります。
ムーブメントは、ルイ・ブラン工房が誇るOMEGAムーブメントを小型化し、上下左右、どんな方向の衝撃を受けたとしても、決して時計が止まることが無いショックレスティング構造を採用し、この当時としては、最新技術であった蓄光塗料を文字盤と針、双方に使用し、視認性を高める為、それまで時計にあまり採用されることが無かったゴシックフォントのアラビア数字を採用し、今まで12時位置についていたリューズを3時位置に装備することにより、着用しながら、ゼンマイを巻き上げることが出来る現代の腕時計では、もはや常識になっているサイドリューズ機構を採用し、着用時、腕と時計との間に隙間が生じてしまう衝撃を極限まで緩和する為、金属ベルトではなく、あえて革ベルトを採用し、まるでウエストベルトのようなバックルを装備した腕時計を制作し、パリ万博に出品しました。
その数少ない一本が、このオメガ パリ万博 1900 Exposition Universelle de Paris 1900になります。
二度の世界大戦を経ても尚、完璧に作動する機体には大変希少で、オメガ本社にも現物は無く、当時のデザインスケッチ残されているだけという、大変希少な腕時計で装備されている革ベルトは、当時のルイ・ブラン工房のデザインスケッチを参考として、現代的なアレンジを加えた完全ワンオフのレザーベルトが装備されておりますが、バックルは時計が製造された当時のものがそのまま使われております。
100年以上前に、オメガ創業者、ルイ・ブラン自身が組み上げたこの時計は、現代でも製造当時の精度で稼働しており、これほど希少な腕時計は存在しないと言っても過言ではありません。
無論、現行の高級時計のように同じ時計を身に着けている方と、街中ですれ違うことは絶対になく、博物館に常設展示されていなければならないほど歴史的に希少な腕時計です。
アンティークウォッチのコレクターから、年式別のオメガをコレクションされている方まで自信を持ってお勧め出来る逸品です。
※現在、出品価格よりもはるかに高い金額で本国オメガ社との交渉をしておりましたが、ジュネーブに行く時間が取れない為、国内のコレクターにお譲りしたいと思っております。
条件として、大切に使っていただける方を希望します。
【ブランド情報】
1848年にルイ・ブランが創業したキャビノジェ工房が、のちのオメガとなります。
社名の由来は、ルイ・ブランの工房が生み出した、当時としてはおそろしく高精度な三針式ムーブメント（Cal. OMEGA）を搭載した時計には必ずOMEGAの文字が印字してあったことから、その当時でもオメガの通称名で呼ばれておりました。
その後、世界で初めてとなる、量産型メンズウォッチの製造販売を手がけ、ロレックス社と人気を二分する地位を確立します。
ジェミニプロジェクトやアポロ計画で、初めて宇宙空間で正しい時刻を刻むことが出来る世界で唯一の時計であることを証明したのは、あまりにも有名な話です。
1980年代の機械式時計黎明期には、自社開発のクオーツムーブメントを製造し、水没に弱いクオーツムーブメントを、当時量産品の中からもっとも防水性能が高かったシーマスターに搭載することにより、オメガの技術力の高さを証明することで、1990年代後半には、こういったオメガの宣伝戦略の成功から再び時代の主流は機械式時計に移り変わりました。
オメガ社が存在しなければ、今日の数多くの機械式時計ブランドがなかったと言っても過言ではないほどトップブランドです。
【ムーブメント】
Cal. OMEGA
【ケース】
Ｋ18 無垢
【裏蓋】
Ｋ18 無垢
【風防】
硬質樹脂
【ブレス】
ワンオフレザーブレス
（尾錠は当時のオリジナルをそのまま使用しております）
【サイズ】
ケース本体横・約３３．１８ｍｍ（リューズ含む）
厚み・約９．１２ｍｍ
腕回り・約１８．５ｃｍ（最大）
【リューズ】
一段引き手巻きリューズ
【蓄光】
自家発光夜光塗料（経年劣化の為、発光しません）
【ダイヤル（文字盤）】
チャイニーズボーン陶器文字盤
（アンティークウォッチの中でも希少とされる、青紫色の角度によって見た目が変わるマジョーラ変色している文字盤になります）
【付属品】
オメガ ミュージアム 限定生産モデルのボックスを加工したものをおつけします。
【重量などの詳細なデータを知りたい方】
重量などのデータがご希望の場合、機材等のセッティング及び調整等がありますので、お早めに質問をいただけると大変助かります。
【発送方法】
・セキュリティゆうパック元払い（落札金額によって送料が異なります）
・ゆうパック着払い
・対面による手渡し可能
上記発送方法以外にも柔軟に対応させていただきます。
尚、レターパックや定形外郵便などの補償がつかない発送方法に関しては、お勧めしておりません。
また、レターパックライトでの発送は受け付けておりませんので、ご了承の上、ご入札をお願い致します。
落札者様のご希望があれば補償のない発送方法でも発送させていただきますが、その場合、追跡などが極めて困難で、発送事故、紛失、輸送中の盗難等が発生した場合、法的に輸送会社には一切賠償義務が発生しないことをご理解の上、輸送方法の選択をお願い致します。また、輸送中のトラブルに関しましては、こちらで出来る限りの対応をさせていただきますが、ゆうパック、セキュリティゆうパック以外の発送方法での対応は極めて困難ですので、この二つの発送方法を強くお勧め致します。
出品物は基本的にノンクレーム・ノンリターンですが、出品の前にアイテム全てに対し複数の鑑定方法を用いて厳しい鑑定をしておりますので、絶対にありえませんが万が一ニセモノであった場合全額返金致しますので、安心してご入札ください。
【発送料金（ゆうパック）】
山形県
８２０円
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・山梨県・青森県・岩手県・秋田県・宮城県・福島県・新潟県・長野県
８８０円
愛知県・静岡県・三重県・岐阜県・富山県・石川県・福井県
９９０円
大阪府・兵庫県・滋賀県・京都府・奈良県・和歌山県・北海道
１１５０円
鳥取県・岡山県・島根県・広島県・山口県・香川県・徳島県・愛媛県・高知県
１４１０円
福岡県・佐賀県・大分県・熊本県・長崎県・宮崎県・鹿児島県
１７４０円
沖縄県
１７５０円
一部離島に関しては、送料が異なりますので日本郵政のホームページをご覧ください。
2017年12月21日までに打診していた金額は、日本円で約二千万円で、こちらの条件としては、日本に来ていただくことという条件でしたが、金額的にはほぼ満足のいく金額で折り合いましたが、ジュネーブに行く時間がとれないため、ヤフーオークションの方で出品することに致しました。
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