The Grease Band S/T (1971)
レーベル: Shelter Records SHE-8904
ジョー・コッカーのバック・バンドとして知られた名手集団、**The Grease Band(グリース・バンド)**が1971年に発表したファースト・アルバム。
英国スワンプロックの真髄とも言うべき、渋さとグルーヴが凝縮された一枚です。
メンバーはヘンリー・マックロー(g, vo)、ニール・ハバード(g)、アラン・スペナー(b)、ブルース・ロウランド(ds)という布陣。
さらに、クレジットには載らないものの、あのレオン・ラッセルが変名でキーボードを担当しているという逸話でも知られています。
2ndアルバムではミック・ウィーヴァーが鍵盤を引き継ぎますが、本作の“初期の泥臭さ”こそがグリース・バンドの真価といえるでしょう。
決して華やかさを追わず、あくまで重く、粘り気のあるブルージーなサウンド。
ヘンリーのどこか頼りなげで人懐っこいヴォーカルが、重量級のリズムと溶け合い、
まるで濃厚な湿気を帯びた南部の夜気を思わせる、唯一無二のスワンプ・グルーヴを生み出しています。
全編に漂うこの“売れなさそうな渋み”こそが、スワンプ・ロック・ファンを虜にする最大の魅力。
グリース・バンドの2作品は、今なお語り継がれるこのジャンルの基本中の基本であり、
聴くたびに新たな深みを感じさせてくれる永遠のマスターピースです。
もちろん米国オリジナル盤。
アナログならではの厚みのあるサウンドで、その「スワンプの温度」を存分に味わえます。
以下参考のためのYouTube音源になります。(このレコードからの音源ではありませんのでご注意ください。)
コンディションになりますが、ジャケVG+。盤もVG+です。全体的には良好ですが若干のチリノイズ等はあるかもしれませんので、その点はご了承くださいませ。
発送はゆうパックを予定しています。
配送料金は、80サイズになります。それぞれの地域でお値段が変わってきます。基本、配送先が東京に設定された料金になっていますので、ご自分の地域の料金を具体的に知りたい方は料金表をクリックしていただき、発送元(東京)、お届け先(配送希望の都道府県)、サイズ(80サイズ)を選択していただければお分かりになるかと思います。
(入札にあたってのお客様へのお願い)
●商品の性質上、盤、ジャケット共に表記と著しく違う場合を除き返品はお受けしておりませんので、気になる点は入札前に必ずご質問くださるようお願いいたします。
●基本、お支払い期限はオークション終了から5日以内とさせていただきます。
●レコードは一通り視聴するように心がけていますが、時間の都合上目視で判断している場合もあります。目視でキズの少ない場合でも音飛びが発生することがありますので、もしコンディション欄に記載していない音飛びした場合などはお知らせくださいませ。
●当方でグレード判断する際に使用しているレコード針ですが、タイプの違う2種類のMM針で判断しています。基本はナガオカのDJ-03Dですが、もし音飛びした場合はSUMIKO OYSTERで再度、視聴し直します。両方の針で音飛びした場合は音飛び盤として、グレードをG以下で表記しています。片方のみの音飛びの場合はその商品のグレード説明の際に明記してありますので、どうかご参考にしてください。
●基本的にはノークレーム、ノーリターンにてお願い致してますが、コンディション記載時にない音飛びや記載されているグレードとの著しい違いなどに関しましては、商品が到着してから1週間以内であれば返品、返金等のお客様の要望に応じての対応を致しますのでよろしくお願い致します。
●入札された時点で、以上の条件に同意をいただけたものとしますのでよろしくお願い申し上げます。