・著者:ジェームズ・モーガン・訳者:山岡万里子
・2006年・455頁・\:2,800円・約:A5判
・本の状態:・表紙と帯紙汚れ傷み補修・本文は普通
・発行:株式会社アスペクト
☆・初老に差し掛かった男が仕事を辞め、セレブな生活を捨て、家を売り、妻とともに画家マティスの足跡をたどる
1年間の旅に出たノンフィクション。本書は著者ジェームズ・モーガンの半生の回想録であり、
フランス各地をめぐる旅行記であり、かつマティスの伝記でもある。
そしてわれわれに人生の再発見や芸術の重要性について、静かに教えてくれる。
まもなく『団塊の世代』と呼ばれる年代層が会社で定年を迎えはじめます。
週刊誌などでも「熟年夫婦のライフスタイル」についての特集がひんぱんに組まれるようになってきました。
アメリカでも同様、著者ジェームズ・モーガン自身もベビーブーマーです。
高度成長期を担い、豊かで便利な生活を追求し、仕事にそして右肩上がりの収入の向上に邁進してきた彼らが企業人としての
役割を終えかかり、人生とは何か、ほんとうの生きがいとは何か、について考えはじめたいま、ぜひじっくりと味わってほしい1冊です。
作家・伊集院静氏は『週刊大衆』(5/1号)の連載ですでに本書を紹介してくれました。「興味深い本だった。ぜひおすすめしたい」と。
目次
プロローグ ゆがみのない目で
第一部 ▼鉛【なまり】色の空
第一章 ▼木炭画【チャコール】の似合う土地—ピカルディ
第二章 光をもとめて—パリ
第三章 ▼遠近法【パースペクティヴ】の問題—パリ
第四章 楽園の一歩手前—パリ
第五章 断崖に立つ—▼ベル島、オーレ
第二部 借りものの光
第六章 ものごとの本質—コルシカ島
第七章 美しきジャングル—コリウール
第八章 平衡—カマルグ、カシ
第九章 隠された目—モロッコ
第三部 この絶え間なき眩惑
第十章 正確さは真実ではない—ニース
第十一章 家々に住まう沈黙—ニース、ヴァンス
第十二章 世界を、あるがままの姿ではなく—コリウール周辺
挿画についての解説
参考文献について
謝辞
著者プロフィール
訳者あとがき
☆・・『アンリ・マチス』
『みづえ』 549号 特集:
編集兼発行人:木下正男
1951年・64頁・\:390円・約:B4判
本の状態:表紙汚れ傷み大・本文も汚れ傷み有り
発行:美術出版社
☆・目次抜粋
ヴアンス礼拝堂のけいかくについて:滝口修三
マチスの色:富永惣一・マチスのデッサン:今泉篤男
デッサンとマチス:猪熊弦一郎
絵画約:36頁・からーモノクロ繪・貼り込み
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篠路:S50571.2022.6.18