最初に:既にご存じの方も多いと思いますが、この先「普段着として外出出来る程度」の、所謂ダメージの少ない N-3B,N-2B,MA-1はこの数年で特に市場価格が高騰しています。
一方で既に米国内においてもオークション価格は急上昇し、程度の良好なものは例えば1970年代のMA-1 が円換算で 5万以上はざらで、更には円安も手伝って最早一般人の私(失われた30年の典型的日本人)には手が届かないものになりました。
身長172センチ、体重82キロの筋肉質で胸板の厚い男性がTシャツの上から着ると、身幅はまだまだ余裕があり、袖丈も丁度良い位です。着丈については私自身がかなりの胴長なのでこれ以上短いと腰が露出して寒そうです(笑)。
参考までに、身幅は約61㌢、着丈は約60㌢でした。ですので、身長は175㌢位まで、普通体系又は痩せ型の方にお薦めします。くれぐれも肥満体系の方にはあまりお薦め出来ません。
このジャケットの良いところはなんといってもコヨーテファーの状態の良さです。しかしながら、現時点でコヨーテファーに剥がれや抜けが無い物ももう時間の問題で、流石に製造から50年以上も経過したらファー部分の劣化は確実に始まりますので。 このN-2Bも少なくとも今は大丈夫そうですが・・・・でもファーがすぐに抜けない保証は誰にも出来ません。
更に、念入りにクリーニングで仕上げたので、ナイロンツイルにもとても艶が有り50年も前に製造された製品とは思えない程の状態の良さが自慢です。
何より袖のウールのリブに多少の虫食いや穴はありますが致命的な酷いダメージ無いのが幸いです。この年代のフライトジャケット全般に言えることですが、このウールリブが劣化していることが圧倒的に多く、その場合リブの交換が何しろ大変ですから・・・・・もちろん修理代も高価です。
こんな程度の良いN-2B はこれからもっともっと希少になりますし、実際にこのN-2Bよりは程度が劣る、コヨーテファーでは無い合成繊維のファーが付いた同時期に製造された製品が現在このオークションでも2万とかそれ以上の高値がつけられているケースもあるようですね。
繰り返しますが、比較的良い状態のN-2Bは今後も更に値上がり必至です。この機会に他の出品者の商品と慎重に比較検討した上で入札して下さい。(私は数年後の古着屋の開業を夢見てこの数年間色々と蒐集してきましたが、止むを得ない事情により開業を断念し昨年よりこのオークションで売却しています。)
追記:福山さんでの発送にはお届け先の電話番号の記載が必須です。落札された方はその点だけはどうか了解下さい。
(2025年 12月 17日 6時 46分 追加)追記事項:ファスナーの差込口がほんの少々ダメージが有るので、これ以上悪化しないようにそっと押さえながら出来るだけ優しく引き上げて下さい。