本品は、BBS RS(15インチ×4本分=120本)に使用される、本国・西ドイツ製の純正ピアスボルト です。
中央には当時の純正を示す 「b」刻印、さらに側面には 「BBS 10.9」刻印 が入る希少なオリジナル品。
その上で本商品は、専門業者による丁寧な再クロームメッキが施された “ハイレベルなレストア品” となります。
■本国・西ドイツ製 純正ピアスボルトについて
現在のBBSではアフターパーツとして供給されておらず、
当時物・本国製の純正ピアスボルトは年々入手困難となっています。
市場のレストアホイールでも、
- 刻印のない汎用品
- 長さや形状の異なる互換品
- 海外社外品のメッキボルト
が使用されているケースが多く、本物志向にはやや物足りないのが現状です。
それに対し、本品のような “本国西ドイツ製 × 純正刻印 × 当時物の造り” を備えるピアスボルトは、
レストアを“作品”として仕上げたいオーナーのこだわりに応える、まさに理想の素材です。
■当時の仕上げ —— 梨地亜鉛メッキの魅力
1980〜1990年代に製造された 西ドイツ製 BBS RS のピアスボルトは、
独特の“梨地亜鉛メッキ仕上げ” が特徴です。
この仕上げは、鏡面のようなツヤではなく、
落ち着いた鈍い金属光沢 を持ち、当時の
「質実剛健」「実用一点張り」
といった西ドイツ的な思想を強く感じさせます。
派手さはありませんが、
当時の空気感を最も正確に伝える質感 と言えるでしょう。
■一方で、クロームメッキは“現代的な美しさ”を纏う選択肢
レストア済みのホイールを
“現代的にブラッシュアップした雰囲気”
へ昇華させたい場合、クロームメッキのピアスボルトは非常に魅力的 です。
実際に、当時の日本製 BBS RS ではクロームメッキが採用されており、
こちらは中央の凹みに刻印が無いデザインとなっていました。
当時の仕様を再現したい場合、これらを使用するという選択肢ももちろん「正解」です。
■しかし、ここで “本国西ドイツ製の刻印” にこだわる価値
あなたがもし、ホイールを単なる消耗品ではなく
「作品」「趣味の結晶」「自分の哲学を反映したプロダクト」
として仕上げようとしているのなら——
この “b刻印 × BBS 10.9 × 西ドイツ製” は
小さく見えて非常に大きな差となります。
- レストアの完成度
- ホイールの存在感
- 見る者の印象
- オーナー自身の満足度
これらは、細部のこだわりで驚くほど変わります。
レストアという深みに足を踏み入れた方なら、きっとこの価値を理解していただけるはず。
妥協なきホイール作りを志すあなたにこそ、強く推したい逸品です。
■専門業者によるレストア工程(再クロームメッキ)
本品は、以下の工程を経て丁寧に仕上げられています。
- 剥離液によりロック剤を完全除去
固着した汚れ・ロック剤を徹底的に落とし素地をクリアに。
- サンドブラスト処理
表面の腐食・汚れを均一に除去し、メッキ前の最適な下地を形成。
- バフ研磨
(サイザルバフ × 高研削性研磨材)
頭部・皿部分まで丁寧に研磨し、メッキの乗りを最大化。
- ニッケルクロームメッキ加工
新品級の光沢と耐久性を兼ね備えた仕上がり。
リムの輝きと相まってホイール全体の存在感が格段に増します。
※凝視すると、当時物ゆえの素材由来の微細な痕跡が残っている場合があります。
“本物ベースである証” としてご理解ください。
■仕様
| 数量 |
120本(15inch RS × 4本分) |
| 規格 |
M7 ピッチ1.0 |
| 首下長さ |
32mm |
| 中央刻印 |
「b」 |
| 側面刻印 |
「BBS 10.9」 |
| 製造 |
本国・西ドイツ製 純正品 |
■注意事項
- 当時物純正パーツをベースにした再メッキ品です。
過度に神経質な方は入札をご遠慮ください。
- 気になる点は必ず事前にご質問ください。
ご納得のうえでの入札をお願いいたします。
ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。