井上萬ニ 白磁丸形 壺 貴重作品
重要無形文化財「白磁」保持者(人間国宝)に認定
サイズ直径30cm×高さ21cm
最も太い箇所の胴回り 96cm
共箱共布付き
共箱サイズ 32.8cm×32.8cm×26cm
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【井上萬二】プロフィール
佐賀県西松浦郡有田町出身
1929年 佐賀県西松浦郡有田町に生まれる
生家は窯元であったが当時の日本社会情勢から軍人を志し、1944年8月に15歳で海軍飛行予科練習生となった
鹿児島海軍航空隊に入隊し、まず鹿屋航空隊、次いで1945年6月に串良航空隊に配属された
1945年 十三代酒井田柿右衛門に師事
終戦の1945年(昭和20年)に地元九州故郷に帰還復員し、その後に父親の勧めで酒井田柿右衛門 (13代目)の窯元で働き始める
1952年 奥川忠右衛門に師事
修行7年目の1952年頃に奥川忠右衛門の作品に衝撃を受け、門下生となり白磁や轆轤の技法を学ぶ
1958年に酒井田柿右衛門窯を退社し、県立有田窯業試験場の技官として勤務
その傍らで独自の基礎となる意匠や釉薬の研究に励んだ
1969年(昭和44年)アメリカ ペンシルベニア州立大学から有田焼の講師として招かれて渡米し、
5ヶ月間特別講師として指導にあたる
海外での活動はドイツなどでの個展や2002年3月のモナコ国王の在位45年記念の展覧会など、多岐にわたっている
1968年、第15回日本伝統工芸展で初入選を果たす
1977年に全国伝統的工芸品展通産大臣賞を受賞する
1987年には第34回日本伝統工芸展で文部大臣賞を受賞した
1995年5月31日に重要無形文化財「白磁」保持者(人間国宝)に認定される
1997年紫綬褒章を受章
2002年 モナコ国王在位四十五年記念展覧会に出展
2003年11月旭日中綬章を受章する
有田町で息子の井上康徳さん逝去(2020年佐賀市内の病院で死去、享年62歳)
現在有田町にて、孫の井上祐希と共に井上萬二窯と平屋建てのギャラリーを構えている
華やかな絵付けが中心の有田焼の中で、なにも筆を加えない中国発祥の白磁に徹するという独特の制作を続けている
直接的間接的に教え子は既に500人、アメリカでも150人を超え、なお後進の育成にも力を注いでいる
以上の経歴から国内外に多くの指南を受けたプロの陶芸家や収集家がおります
人間国宝 井上萬ニさんも今年で95歳となり、
こちらのような大型の作品を入手することが困難になってまいりました
本作のような人間国宝の陶芸家さんの共箱入り大型作品はたいへん貴重になります
早めの終活をしますのでこれまで集めたお気に入りのものを出品します
24時間以内の取引連絡と72時間以内のお支払いができる方のみ入札してください
評価0の新規の方や評価が悪い方等、取引に不安を感じる方は入札を取り消しさせていただく場合があります
すり替え防止のためノークレーム・ノーリターンです
十分な梱包とスムーズな発送を心がけますので、お取り引き終了までよろしくお願いいたします