- 学名:galiameron , muskmelon
- 科/属:ウリ科/キュウリ属
イスラエルの農業研究機関のネヴェ・ヤール研究センターで、ズヴィ・カルチ博士によって1970年に開発されました。
緑果メロンの品種「ハ・オゲン」と
網状皮メロンの品種「クリムカ」との交配から生まれました。
1973年発売以来、ヘブライ語で「神の波」を意味するカルチの娘にちなんでガリアと名づけられて特に聖書の神話や伝説に由来してきます。
ガリアメロン【Galia Melon】の特徴
平均重さ:1200~1500g位。
丸みを帯びた円球形をしています。
表皮はコルク質の規則的な網目模様で肌の荒れた緑果皮は熟すと黄金色になり、皮に縦筋は入りません。
完熟時の黄色みがかった果肉はジューシーで非常に甘く、厚みのあるライムグリーンの果肉は滑らかでトロピカルフルーツを思わせる複雑な風味と、新鮮なバナナのような香ります。
また、追熟も効きますので日持ちの良さが市場に歓迎されます。
●種まき:2-4月(定植予定の5週間前を目安に)●発芽土壌適温:27-32°C●収穫:定植から90日~
現在、アメリカ南部地域、ギリシャ、トルコ、イスラエルをはじめ、東南アジア各地も栽培されています。
その市場性が長年にわたり、だんだん高く評価されてきます。
日本国内は
タキイ種苗「メロン・夢あかり」 (品種名:TMA098)の商品名を付けて発売中です。
家庭菜園をはじめ、市場性をもとめる農家さんにもお勧めしたいネットメロンです。
以前、素人のメロン栽培する場合、熟度判定がなかなか困難で少し敷居が高いように感じられるか、躊躇するのでしょうか。
一方ガリアメロンは果皮の色が(緑から黄色に変わり始めてから一目瞭然で)黄金色に色づくと収穫期のサインになります。
しかも裂果もしにくく、露地やトンネルでも作りやすい。完熟の果肉はライムグリーンの淡緑色で、高糖度を保持しやすく、果肉の日持ちもよい、追熟が効きます。
ですから家庭菜園でもガリアメロンを栽培することは難しくなりません。
三浦半島においての一例
3月:種の催芽、ポットまき、保温育苗(電気マッドの利用)
4月下旬までポット替えで露地へ育苗を慣らし、そして5月中旬に圃場へ定植、8月下旬より収穫有望。
①初期成長はうまく行けば、成功のカギーになります。
育苗期間は5週間もかかりますからなるべく早い時期に種まき用土を用いてポット種まきしましょう。
関東平野では、ホットキャップ、ちょうちん(透明ゴミ袋45L)などを使用すれば、五月中旬頃植付はもう安全です。
②親蔓を5~6節で摘心して、子蔓を3本伸ばす、3本仕立てにしましょう。
(ホットキャップやちょうちんの満杯になる前、ほかの子蔓を摘み取る)。
③美味しく大きな実を収穫するためには伸ばし放題にせず、つるを適宜カットしながら育てる、摘心作業がとても重要です。 メロンの雌花は孫蔓の第1節によくつくので、子蔓の8~11節から出る孫蔓の雌花に人工授粉して着果させた3本の子蔓はそれぞれ20節前後で摘心し、着果した孫蔓は2葉をつけて摘心。
④子蔓から出る着果節までほかの孫蔓は早めに摘み取り、着果節以降の非着果の孫蔓は1葉をつけて摘心。
⑤若実が卓球ポール大の大きさになったら摘果を行い、摘果された若実は浅漬けなどへの利用。
子蔓1本に2果、1株あたり6果になるように、円球形のよい果実だけを残し、摘果後、成長度合いを見って追肥。
⑥着果あとは後半の乾燥気味で管理すれば、糖度が上がり、5週間過ぎる、と果実の近くの葉が黄変してきた頃、および果皮が黄金色になる、と収穫のゴーサイン。
⑦メロン栽培の最大の敵は、うどん粉病です。
葉っぱや茎が白く粉を吹いたような状態になり、放っておくとどんどん広がり、株の成長にも影響します。特に日本のジメジメした梅雨時期には注意が必要です。発生初期に薬剤散布も効果的です。またうどん粉病が広がらないよう、白くなった葉っぱは取り除きます。
そしてウリ科の野菜につくウリハムシも厄介です。あらかじめ防虫ネットで防いだり、見つけ次第取り除き増えないようにします。
⑧連作障害があり、3~4年をあけるか、接ぎ木で防げることができますが、輪作などの計画を立てておけば、家庭菜園にはぜひおすすめのネットメロンです。
園芸ナビのHPなどを調べれば、御地にとって楽な育て方も見つけられますと存じております。
参考文献:
https://minonaru.net/meronn-sodatekata-saibai/
http://www.takii.co.jp/tsk/tools/y_manual_pdf/y_manual_meron.pdf
第四種類郵便物とは開封とするもの(植物種子、苗、苗木、茎もしくは根で栽植の用に供するものなどを内容とするもので差出郵便局の承認のもとに密閉したものを含みます)で、第四種郵便物とします。