
家族の持ち物です。
鳥居清長(とりい きよなが)の錦絵。
江戸時代中期の浮世絵師。寛政期を代表する美人画の名匠であり、喜多川歌麿・鳥文斎栄之と並び称される。
高身長で優雅な女性像(立美人)を描き、風にたなびく衣や髪の描線に優れた、江戸美人画の最高峰の一人。
【版元】
高見澤版(Takamizawa Woodblock Print Co., Ltd.)
明治期から昭和初期に忠実復刻された木版手摺作品。裏彩色も確認でき、紙質・摺りともに非常に上質な仕上がり。
【技法】
木版多色摺(手摺仕上げ)
【サイズ】
約 38.5 × 25.5 cm(大判サイズ)
【銘文・印章】
右上に「扇屋栄出錦」
右下に署名「清長画」
下部に朱印「高見澤版」
【作品解説】
本作は、江戸中期の浮世絵師・鳥居清長による名作「風に吹かれる美人図」を高見澤が忠実に復刻したものです。
風にあおられて衣を押さえる女性と、それを見守る女性、そして傘を持つ禿(かむろ)を描いた構図で、
清長らしい長身でしなやかな美人像と、風を感じさせる線の流れが見事に表現されています。
明治期から大正期にかけて高見澤版が制作した復刻シリーズの一枚で、和紙の風合い、摺りの深み、色彩の落ち着きが美しく、
インテリアとしても、また浮世絵コレクションの一部としても高い価値を持つ作品です。
【状態】
おおむね良好。
経年によるわずかなヤケ・シワ・裏面の薄い変色あり(画像参照)。
破れ・欠損はありません。紙質しっかりしています。
和紙に摺られた発色も鮮やかで、裏面右下には高見澤版の角印があります。
経年による軽いヤケはありますが、全体的に保存良好。
額装にもおすすめの一枚です。
【参考】
高見澤木版社は明治末期から昭和期にかけて、北斎・広重・清長・歌麿など江戸浮世絵の名作を忠実に再現したことで知られる老舗版元です。現在では美術館や海外コレクターにも高く評価されています。
【発送】
80サイズ予定
詳細は画像でお確かめください。
素人なので調べきれていない部分もあるかもしれません。
ご存知の方のみご入札ください。
海外生活の長かった家族のコレクションで
終活の一環で手放します。
他にもたくさん出品しております。
家族所持で由来の確かなものしか出品しておりません。
お値段の相場に詳しくなくこの価格でのスタートにしております。
【注意事項】 トラブルを避けるため以下必ずお読みください
・自己紹介欄を必ずご覧ください
・こちらで出品している外国コイン類は明治生まれの先先代が海外渡航の際に集めたものです。
鑑定したわけではないので 特に古い銀貨の場合、銀の含有量など成分分析レベルの事を気にされる方は絶対に入札をお控えください。(画像のお色が黒めに写っていることがございますが銀貨表記のものは銀貨です。コインは経年で摩耗しグラムも変わりますし、銀の含有率は年代ごとに異なる場合もございます。銀貨を銅貨と偽って出品するような事はございません)
あくまで家族が先先代のコレクションを終活の一環で手放す、素人の扱いであることをご了承の上ご入札ください。