絵銭 七福神・駒曳☆古鋳/福神銭/縁起銭/お守り銭/玩具銭/厭勝銭/1-115
◎名称:絵銭 七福神 駒曳
◎発行国:日本
◎発行年:江戸時代~
◎サイズ:直径24.3mm、厚さ1.4mm
◎重さ:4.77g
◎品位:銅
◎発行枚数:不明
◎状態:並品/経年による古さと痛みがあります(写真参照)
表に「七福神」の文字、裏に駒曳きの絵柄が描かれた少し珍しい絵銭です。
(参考資料)
駒曳絵銭は、馬や牛を引く人物(あるいは猿)をモチーフにした絵銭で、実際の通貨ではなく縁起物・玩具・まじない具として流通した民俗資料的な銭形品です。
☆絵銭と駒曳絵銭の位置づけ
絵銭は「銭貨の形式を模したが法定通貨ではない」民芸品・民俗資料で、七福神・富士山・家紋など多様な意匠があり、その一ジャンルとして駒曳きがある。
「駒曳き銭/駒曳絵銭」は馬(広義には牛を含む駒)を描いた絵銭で、金運や厄除けのお守り・まじない具として江戸期以降に庶民に広く愛玩されたとされる。
☆図像の特徴
基本構図は「人(農民など)が馬(または牛)を手綱で引く」図で、バリエーションとして長い手綱の「長手綱駒曳」や、人物が猿に置き換わった「猿駒曳」などもある。
銘文として地名・吉語などを配するものがあり、例えば「吉田駒曳銭」のように「吉田」の字と牛を引く人の図案を組み合わせた地域色の強い作例も知られる。
☆信仰的・呪術的意味
当時、馬は「神の乗り物」とされ、異界往来・境界突破を象徴する神聖な動物と理解されていたため、馬を刻む駒曳絵銭は呪物としての貨幣観の核心に迫る意匠と評価されている。
農村では農耕に不可欠な馬の健康・安全を祈るまじない、および金運上昇の守符として財布に入れる習俗があったとされ、一部は六道銭・葬送儀礼との関連も指摘されている。
☆用途と実際の使われ方
経済的価値を担う「貨幣」ではなく、子どもの玩具(めんこ状の面子銭など)、数取り銭、祭礼・参詣土産、縁起物として用いられた。
駒曳絵銭の中には、銭差しに一定枚数ごとに挟み込んで「金が溜まるまじない」として用いたとされる説明もあり、数え銭・区切り銭的性格を備えるものもある。
☆コレクション上の位置と評価
近世の図録『和漢古宝銭之図』にも「駒曳銭」が記録されており、当時すでに収集対象となっていたことがうかがえる
※当コインは送料無料です
※写真の10円玉は比較用で商品に含まれておりません
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古物商許可証
神奈川県公安委員会 第451910009497
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