journalism 2021.06 no.373 特集 ジャーナリズム再考〈上〉
新しいメディア学のための ジャーナリズム原論はあるか 佐藤卓己(京都大学大学院教授)
在野の紙誌の不屈と抵抗力 民衆目線が現代に問うもの 門奈直樹(立教大学名誉教授)
歴史から見た広義の「ジャーナリズム」 アマチュアの復権と職業の危機 河崎吉紀(同志社大学教授)
失敗し続ける記者クラブ改革 時空を超えてその理由を検証する 森 暢平(成城大学教授)
戦時報道とジャーナリズムの論理 「国民の義務」論、どう超えるか 上丸洋一(ジャーナリスト)
メディアの見えない地域性 デジタル時代の米中の事例から 渡辺将人(北海道大学大学院准教授)
歴史の秒針を刻む行為 問い続ける「速さ」の意味 赤木孝次(日本新聞協会出版広報担当主管)
価値の源泉を理解しなければ マスメディアは生き残れない 岩間優希(中部大学准教授)
【シェアリングエコノミーの落とし穴】 キッズライン報道から考える 企業の責任とジャーナリズムの役割 中野円佳(ジャーナリスト)
【知財高裁判決】 音楽教室からの著作権料徴収 「正義」に猛進するJASRAC 赤田康和(朝日新聞記者)
《データジャーナリズム(3)一歩目を踏み出す》 使えるツールは身近にある 分からなければ仲間を探そう
井上直樹(NHKデジタルチーム「Colab」) 《特ダネの記憶》ロッキード事件・コーチャン単独会見 工夫と粘りで築いた信頼関係
「8日間・60時間」インタビュー、 3日続けて1面で詳報 村上吉男(朝日新聞元アメリカ総局長) ほか