読書の伝統 上 定価:2,178円
「歴史」「戦後史」「天皇」「政治」「国際関係」「経済」という6つのジャンルから、特に素晴らしい41冊の本を選び、その書評をわかりやすくまとめています。
もちろん、ただの素人が選んだわけでも、書評くしょしたわけでもありません。
今回こちらの本を編纂したのは、20代で博士号を取得したフーヴァー研究所の関係者であり、西教授が「ダントツで優秀だった」とも評価する一番弟子の現役学者。多忙な研究とは別に年500~600冊も読み、「活字中毒」を自称するこの方は、このように語っています。
一般的に言って人は読める本しか読みません。例えば、歴史好きな方であれば歴史書。ビジネス書好きな方であればマーケティングやセールスに関する本を好んで読むでしょう。しかし、それでは自分の知識の枠、思考プロセスは鍛えられません。自分の知っている本や興味の範囲内の本だけでは、狭い視野でしか見ることのできない人になってしまいがちだからです。しかし、読める本の分野を広げ、今までに触れてこなかった知識を吸収することで、あなたの思考プロセスが鍛えられ、まるで世界が180度変わったかのように、新たな世界が見えてくるはずです。知識の幅が広がり、思考回路、物事の捉え方が向上していくのを実感できるでしょう。
もしあなたが、西教授の一流の思考技術を学びたいなら、そのきっかけとしてこの本ほど良いものはないのではないでしょうか。
読書の伝統 下 定価:2,178円
「社会」「環境」「スポーツ」「医療・福祉・食」「文化」「言語」「文学」「旅行」「漫画」という新たに9つのジャンルから、44冊の本を選び、その書評をわかりやすくまとめています。その中にはお堅い学術書だけでなく、ビジネス書や新書や文庫も含まれています。なるべく入手しやすく、フーヴァーダイジェストクラブの会員様の知識の糧となる本を選びました。
つまり、上下巻で、計85冊の本について様々な知識を吸収できるということです。ご自身の知識・思考の枠をさらに広げ、より柔軟な発想力を手に入れたいあなたには、きっとお役に立てる情報が詰まっているはずです。
“「本」は最高の情報源です。堅苦しい本、専門的な書籍には貴重な情報が含まれています。ところが、公刊されている重要な本、名著を知らない人が圧倒的に多い。ビジネスの現場で活躍している人たちからすれば、無味乾燥でつまらない学術書を読む時間の余裕はありません。一冊の本を読み通すのは大変です。読書が大切だと思っていても、メールやチャットの返信、企画書の起案やマネジメントだけでなく、部下の尻拭い、上司からの仕事の丸投げに振り回される。読書をしたくとも、あなたには心安らぐ時間がない。でも、「知識欲」は人一倍強い。
そんなあなたの為に、知の羅針盤になるようこの本を紡ぎ上げました。書評を読んで気に入った作品があれば、ぜひその本を手にとってみてください。きっと、生きる活力になることでしょう。”