『 BOTTEGA VENETA / ボッテガ・ヴェネタ 』
ボッテガ・ヴェネタは1966年、イタリア・ヴィチェンツァ(Vicenza)の丘陵地帯で設立。
イタリア・ヴェネト(Veneto)地方の熟練した革職人の伝統に深く根ざしている高級皮製品ブランド。
「グッチ」グループの傘下に入り、グッチの資本力と、デザイナーのトーマス・マイヤーのディレクションでブランドは瞬く間に
トップブランドへ登りつめました。
【 アイテム 】
大人の男性にとって、コートは「 男の魅力を語る最適な服 」と言えるでしょう。
冬の寒さを耐える防寒服であると同時に、実はさまざまなことを物語るのがコート。
なぜなら男性の服の中でも最も表面積の多いアイテムゆえ『 纏う=ご自身の印象 』と言っても過言ではありません。
古代ローマ時代にはマントが権威のシンボルであったように、近代のオーバーコートもまた着用者の格や地位、
ひいては知性や品性を象徴するアイテムです。
¨ 素材の良し悪し ¨はご自身のステイタスを映し、¨ 仕立ての美しさ ¨は 男性のエレガンスとダンディズムを物語ります。
洒落者大国イタリアで普通のビジネスマン達がコートを格好よく着こなしているのを目の当たりにします。コートが「男の魅力を語る」、
冬のお洒落の最重要アイテムということを、知ってのことでしょう。
魅力を最大限に引き出す絶好の服を生かさない手はありません。歩くたびに、ハラリとなびく一流コートの美しさ、
極上の素材を纏うことで感じられる充足感。これらの愉しみを得られることで、仕事に対する自身も変わっていきます。
『 一流のコートを選ぶなら一流のブランドから選ぶ 』
シンプルでベーシックだからこそ、チープなものだとそれがひと目でわかってしまいますね。
ですので、高級感のある素材と仕立てを採用したもので、「その良さがひと目でわかる一着を
手に入れたい」というのが、誰しもが考えるところなのかと。それに加えて、必需品であるが
ゆえに他者とのカブリは絶対に避けたいでしょう。さらに、スーツやジャケットはもちろんのこと、
できれば休日のカジュアルスタイルにも合わせられる一着であるなら、もはや言うことなし。
【 コメント 】
ボッテガ・ヴェネタからご紹介する『カシミア100% ダブルファブリック コート』
ファッションに精通していない方でも、カシミアと聞けば誰もが高級素材でいいものだという事がわかる。
ニットやストールなどカシミアで作られたファッションアイテムを手にする機会はあるものの、
カシミア100%で作られたアウターとなると持っている方も少ないことでしょう。
常にファッションの頂点に立つ素材カシミアを纏うことは、あなたにとって大きなステータスになること請け合いです。
まず袖を通した瞬間に感じるのは、ウールとは一線を画すカシミアだけが持つ柔らかく滑るような肌触りと、
まるで羽織っていないかのような軽さ。繊維そのものが空気を含むため保温性にも優れ、冬の冷たい空気のなかでも
驚くほど快適な着用感をもたらします。本作は、単に「上質な素材を使ったコート」に留まりません。
本作のカシミアコート、通常のモデルよりも贅沢さが味わえる¨最上級サルトリアモデル¨。
一般的なコートはカシミア素材であっても裏地を用いたり、1枚仕立てであっても裏地が
内側(肌に触れる面が裏地)になるので、カシミアの心地よさを100%味わうことはできません。
その点本作は、外側と内側、両面とも表地(ダブルフェイス・ダブルファブリック)になります。
外側と内側、両面とも表地にするため、肌に触れる部分も相当に心地好くなる、カシミアの素晴らしさを
トコトン(100%)味わえます。定価100万円超えの品ですから、ただのダブルフェイスではありません。
仕立ては、異次元の着心地を味わえる¨最高峰の手仕事を駆使した『毛抜き合わせ(リバー縫製)』¨。
最高峰と称される毛抜き合わせ仕立て=リバー縫製によって、裏地を排しつつ縫い目を極限までフラットに仕上げることで、
軽さと美しい落ち感を両立。縫い代が表に出ないため、コート全体が一枚の布のようにしなやかに揺れ、身体の動きに自然と追随します。
カシミア100% × リバー仕立てのコンビネーションは、快適性とエレガンスの到達点と言えるでしょう。
着る人の所作まで美しく演出する一着です。
長くなってしまうのですが、こちらの縫製について紹介したいと思います。縫製がこのコートのミソなので、
興味のある人は最後まで目を通して頂ければ幸いです。ダブルフェイスは通常、2枚の生地を張り合わせますが、
本作は2枚の生地の裁ち目を突き合わせた状態を総手縫いで縫い上げる、最高峰の手仕事
『毛抜き合わせ(リバー縫製)』で仕上げられております。
縫製の工程を追って紹介すると、まずは表/裏2枚の生地を貼り合わせます。(いわゆるダブルフェイス)
次に胴部、袖部など、パーツごとに裁断していきます。そしてパーツの端をきれいにカッターで削ぎ、
縫い代を作って丁寧に縫い合わせて形にします。最後に手縫いで縫い代をまつり上げて完成となります。
こうすることによって裏地が必要なくなり、驚くほど軽やかな着心地が実現できるのです。
空気を包み込むような軽やかさがありながらも、身返しが
しっかりあるのでコートに重要な構築性も失わずカチッとした雰囲気(凛とした風格)が失われていないのもポイント。
専門のテーラー職人が、細かなディテールにまで細心の注意を払いながら、手作業で完璧なウェアに仕上げています。
完全な手作業な為、8名の職人が2日以上かけて仕上げます。
最高の素材に最上級の仕立て、そしてスタイルはあくまでもクラシックな範疇のモダンさが絶妙。
スタイルは重厚感のあるダブルでは無く洗練さが滲み出るシングルプレスト3つボタンのひざ上丈。
チェスターコート特有のキッチリとしたノッチドラペルではなく、角を削ったやわらかな雰囲気。
そしてコンパクトなラペルお恩恵で襟を立てても、キザになり過ぎず自然に決まります。
その他、腰部に「フラップポケット」、袖先は「筒袖」、後裾は「センターベント」のミニマムデザイン。
シンプルなデザインながらラグジュアリーを確信させる存在感。装飾ではなく「素材と仕立ての質」で魅せる、
まさに本物を知る大人のための逸品です。
時代を超えたエレガンスと現代的な快適さを兼ね備えた『カシミアダブルフェイスコート』。
クラシックの色気と着こなしやすいモダンなテイストを注入した、都会的かつ洗練されたイメージながらも、
普遍的な存在として長く愛せる希有な1着。オンオフ使えるベーシックカラー、洗練されたやわらかなシルエット。
素材は最高級カシミア100%素材で、肌触りと無類の暖かさ、そして繊細な光沢感が備わり見るからに上質さ伝わる素材感は、
圧倒的なリッチ感に加え、まろやかさが醸しだされます。
まさに“カシミアコートの頂点”と呼ぶにふさわしい、稀有な傑作。
徹底的にラグジュアリーに、オンとオフの垣根を超えるので、重宝することは確実。
これぞ男惚れする銘品です!
【 ディテール 】
・チェスターコート
・4Bフロント
・ノッチドラペル
・後裾:センターベント
・腰部:フラップポケット
・袖先:筒袖
・1枚仕立て
【 生地 】
安価な「カシミア」表示の製品には ウールが混ざっていたり化学薬品が使用されていたり、
加工によって風合いを出したり、 全くカシミアが使用されていなかったりと酷い状況です。
日本国内には そのような偽装カシミア製品(偽カシミア)が多く出回っているのが現実ですので、
少々値段が張っても本物を手に入れてください。カシミアの「偽装表記」問題ともまったく無縁な信頼できる、
グッチグループの最高峰メゾン¨ボッテガヴェネタ¨。
値段からも分かるように、『内モンゴル産の特級カシミア(ホワイトカシミア)』で間違いありません。
内モンゴル産は希少性が高いので、殆ど市場に流通しておりません。その希少性ゆえにお値段も跳ね上がりますが、
間違いなくそれに見合ったクオリティです。繊細な起毛感が生み出す上品な雰囲気や、
思わず頬ずりしたくなるような滑らかな肌触りは何物にも代え難く、大人の日常をエレガントに彩ってくれます。
生地の種類は、もっちり肉厚な『ダブルカシミア ライトメルトン』。
カシミアの最高峰「内モンゴル産の特級カシミア」から紡がれた細糸をじっくり織り上げた後、
柔軟性やドレープ性が損なわれないように弱めの縮絨を施して防寒性を高めた¨ライトメルトン¨になります。
それを2枚用い張り合わせ1枚にした厚手のカシミアメルトン(ダブルフェイス・ダブルファブリック)になります。
軽さをウリにした「ダブルフェイス」ですが、2枚の生地なので決して軽くありません。
「カシミアって軽い」ってよく聞きますが、それって、使うカシミア糸の量を減らして甘く織っているから。
もちろん甘く織っても充分暖かいのがカシミアなんですが、コチラのカシミアは、細い細いカシミア糸をぎっちり縮絨しているため、
とにかく使っている糸が多い。加えて、生地を2枚用いて1枚の生地としたダブルファブリックなので適度な重量感があります。
裏地、パーツを除いた重量(約1Kg)を作るには、カシミア山羊「約20頭分」の毛を要する贅沢さ。
保温性や耐久性を考慮するのであれば、薄くて軽いカシミアコートよりも、やはりシッカリとした作りのものに軍配が上がります。
それでもカシミア100%なので、ふんわり軽やかで段違いの心地よさ。
別格の肌触りで、最高級カシミアが持つ、手に残るようなヌメっとした柔らかさ、肌を優しく撫ぜる温もり優しい風合い、
軽やかさや温かさなど、ロロのカシミアは比類なき上質感を持ちます。
いい意味でふわっとしておらず量感(中身が詰まっている感)があるので、型崩れしにくく長く付き合っていけることもポイントです。
また、着るたびに増す風合いは最高級カシミアの特権。
見た目も、起毛させた短毛羽を整えた弱ビーバー仕上げなので、なんとも言えない気品を感じさせます。
そして滑らかなドレープ感は、クラシカルにして色気あり。
【 組成 】
カシミア:100%
【 色 】
永遠の定番カラー『 ブラック 』となります。
着こなしに「 格 」と「 色気 」と「 存在感 」を生む、男の究極カラー。
流行とは無縁の唯一無二のアイテムだからこそ、長く着るならダークカラーがおススメ!
言わずもがなの「定番色=ブラック」なので、自由自在に着回して頂けます。
【 サイズ感 】
シルエットは 『 ナロー&エレガントなモダンクラシックフィット 』になります。
フィッティングの良いスマートなシルエットなので、洗練されたラインが生まれます。
胸まわりや袖のもたつきを解消し、絞りの入ったウエストのシェイプによって、スマートな見た目を実現しつつ、
スーツ(ジャケット)の上に着用することを想定して、脇下に適度な遊びを設けて運動性を確保しています。
そこに、高い位置からのウエストの絞りや、内側にグッと入ったシーム、やポケットの配置によって
「細すぎないのに洗練されて見える」ことがポイントです。丈は、いわゆるメーター丈の長さなので、
コートとしての風格を失わず、 それでいて裾さばきの軽快さも備えた、この仕立てにはベストな着丈です。
【 サイズ 】
【 52 】
【 サイズ実寸 】
着丈: 100 cm
肩幅: 48 cm
身幅: 57 cm
袖丈: 66 cm
採寸位置
着丈・・・襟付け根中心から裾
肩幅・・・肩先から肩先直線
身幅・・・袖付け根位置の脇下両端直線
袖丈・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
【 着用シーズン 】
冬
【 状態 】
新品未使用
【 付属品 】
スペアボタン
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
¥1,138,500(税込)
画像10枚目通り、ボッテガヴェネタの日本定価は、イタリア定価の2枚に末尾に00を付けた金額が
日本税込み価格になるので、本品 5,700ユーロは 日本円1,138,500(税込)となります。
【 備考 】
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