
日本の知性47人が寄稿。「白川静読本」です。平凡社刊、読みやすいソフトカバーです。322ページ。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 日本の知性47人は白川静をどうとらえたのか。各界の著者がその扉を開く、生誕100年記念出版。
〈巻頭対談〉 呪能と歌の心——白川静の魅力 /五木寛之/松岡正剛
白川さんのどこに惹かれるのか——京都と福井 /郷土の詩人・大伴家持——日本海文化圏の特質 /「呪」と「詩」 /漢詩に親しむ伝統 /歌の心と詩の技術/漢字は国字である /念仏、和讃が漢字を庶民に伝えた /「定住遊民」という発想
第1章 白川静という人
・ただ一度の出会い /水原紫苑
・文字 思想 詩 /吉田加南子
・甲骨のレプリカと筆書きの礼状 /浅葉克己
・彗星の人岡 /野玲子
・書き写す人 /永江朗
・歌人・白川静 /梯久美子
・情報の羊 /原研哉
・漢字の未来、子どもの未来 /小山鉄郎
・中国文学者 白川静——学問の威厳を体現する市井の碩学 /溝上瑛
・不沈の太陽追悼・白川静 /宮城谷昌光
・漢字に見た「神の世界」——白川静さんを悼む /梅原猛
・白川静先生の思い出 /加地伸行
・先生は生きておられる——追悼白川静先生 /石牟礼道子
・「白川文字学」の正体——追悼白川静先生 /石川九楊
・大いなる喪失——追悼白川静先生 /呉智英
・学者の魂 /池田晶子
第2章 白川学の広がり
・啓示の書 /高橋睦郎
・守り本尊 /町田康
・お習字しながら字解する /伊藤比呂美
・アサルトガールズ、出遊す /押井守
・世界模型としての複合文字 /杉浦康平
・自然からの離陸の記憶 /保坂和志
・『字統』を横に、「三國志」を読む /安野光雅
・『字通』と医学用語 /日野原重明
・「白川の関」の晴着かな /伊東信夫
・歌舞の起原 /宮田まゆみ
・呪術と身体が開く、全く新しい古典世界 /安田登
・白川静と平田篤胤——言語と呪的世界の本質 /三浦雅士
・白川先生から学んだ二三のことがら /内田樹
・独学できわめた「神遊の学」——井上靖文化賞受賞の祝詞 /谷川健一
・福井漢字教育のヒミツ /山根一眞
第3章 著作をどう読むか
・非体系性の神話 『中国の神話』 /高橋英夫
・万葉研究の現在への鋭い批判——『後期万葉論』 /多田一臣
・志の軌跡——『回思九十年』 /木村岳雄
・「文字」の成り立ちを面白く知る。なるほど、本——『文字講話Ⅰ』 /柳瀬尚紀
・私の読書日記 /立花隆
・『孔子伝』解説 /加地伸行
・古代風景の遊行——『文字逍遥』解説 /中野美代子
・翳りある漢字世界の愉しみ——『文字遊心』解説 /武田雅哉
・毅然たり——『字通』刊行記念 /草森神一
・『字通」を携えてUFOに乗る覚悟 『字通』刊行記念 /荒俣宏
・白川漢字学なんて存在しない 『宇通』刊行記念 /石川九楊
・嘗てもし『字通』ありせば——『字通』刊行記念 /林望
・日本語空洞化に抗して——『字通」刊行記念 /紀田順一郎
・小説家と『字通』——『宇通』刊行記念 /浅田次郎
・一語がひらく別世界——『字通』内容見本 /宮城谷昌光
・白川静伝説——『白川静著作集』内容見本 /吉本隆明
・前人未踏絶倫の仕事を敬す 『白川静著作集』内容見本 /酒見賢一
・超古代の怪獣 『白川静著作集』内容見本 /梅原猛
主要著作一覧/白川静略年譜
★白川 静は1910年(明治43年)、福井県生まれ。中国文学者であり漢字研究の第一人者。尋常小学校を卒業後、後に民政党の代議士となる広瀬徳蔵の事務所で働きながら夜間の立命館大学専門部国漢科に通う。このとき、広瀬氏の蔵書の中から[国訳漢文大成]などに親しみ、単に読むだけではなく、平仄を調べ書写するなど、このときの経験が後の漢字学への研究につながっていく。立命館中学教諭を経た後、1941年、31歳で立命館大学法文学部漢文学科に入学し、卒業後、同大学予科教授を経て教授を務める。1970年「漢字」(岩波新書)により白川漢字学が初めて一般の目に触れる。以降、「詩経」、「金文の世界」、「孔子伝」などを書き下ろし、1984年に、50年に及ぶ研究成果を盛り込んだ漢字の字源辞典「字統」、「字訓」(両書でのちに菊池寛賞)を刊行し、続いて1996年に漢和辞典「字通」を刊行し字書三部作を完成した。1997年に朝日賞を受賞。同年4月、文字文化研究所所長、理事長となる。1998年に文化功労者、2004年に文化勲章受章。2006年死去(享年96)。
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