独特の構造を持つオーディオインシュレーター、G-FLEX M1Gです。1セットを出品します。
G-FLEX M1は、使用する機器の重量に合わせてスプリングの数を調整できるユニークなインシュレーターで、本体はリン真鍮削り出し、内部に挿入するリーフスプリングはリン青銅プレス打ち抜き加工という堅牢かつ精巧なものです。なお、G-FLEXはオーストリアのオーディオブランドです。
1個あたりのスペック(カタログデータ)
・直径 40mm
・高さ 30mm(リーフスプリング5枚挿入時 36mm)
・重さ 約200g
*すべてを箱に収めた1セットの重量は約893gです(実測値)
リーフスプリングは5×4=20枚あり、欠落はありません。本体4個それぞれにスプリングを全部挿入した場合の総耐荷重は50kgと、かなりの重量の機器に対応可能です。当方はCDプレーヤー、DAコンバーター、ブックシェルフスピーカーなどに使用していました。
G-FLEX M1にはゴールドとシルバーの2タイプがありますが、本品はゴールドのM1Gになります。シルバーのMISも同時出品していますので(そちらは2セット)、ご興味がおありでしたらそちらもご参照ください。
本品はかなり以前に購入したものですが、内容物はすべて揃っています。
購入から2~3年ほど使用しましたが、その後は箱に収めて保管しておりました。
インシュレーター本体は比較的きれいですが、リーフスプリングには若干のくすみや変色が見られるものがございます。実際の使用には問題ないと思いますが、その点はご留意ください。なお、紙製の外箱にはそれなりの傷みが見られます。
(2026年 4月 20日 23時 43分 追加)本製品にはどのような特長があるのでしょうか。ユーザーの視点から少し記してみたいと思います。
最大の特長は何といっても、設置する機器や音の好みに応じて細かな調整が可能なことでしょうか。
例えば、タイトな音を志向するのか、柔らかめを狙うのか、スプリング1枚の有無で可変できるのです。このような製品は他には多くありません。
また、3点接地を選んだ場合、2点の方はスプリングを少なく、1点の方はスプリングを多目にというように、機器の重量バランスに合わせたインシュレーションが可能です。これを応用すると、機器の後部に重量のあるトランスを配置したアンプに対しては、後部2点にスプリングを多く、前部2点にはスプリングを少なくという4点接地も可能になります。
当方はCECのベルトドライブ型CDプレイヤーやELACの小型スピーカーに本品を使用しましたが、それは、大きめの振動を発するデバイスの方がスプリングの効果が高まるだろうという見立てによるものです。実際、音色の柔らかさ、音場の広がりという点に魅力が感じられたものです。
残念ながら当方が本品の使用した期間は短く、様々な試みをして使い込むほどには至りませんでした。オーストリアという音楽文化が根付いた地域を開発国とするオーディオインシュレーターがどれほどの能力を発揮するのか。その底知れぬ可能性を発掘する機会をどなたかにお譲りできれば幸いと思うところです。