
大澤真幸著、「不可能性の時代」(岩波新書)です。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 「現実から逃避」するのではなく、むしろ「現実へと逃避」する者たち ――。彼らはいったい何を求めているのか。戦後の「理想の時代」から、70年代以降の「虚構の時代」を経て、1995年を境に迎えた特異な時代を、戦後精神史の中に位置づけ、現代社会における普遍的な連帯の可能性を理論的に探る。大澤社会学・最新の地平。
「ミネルヴァのふくろうは夕暮れに鳴くという。だが、ふくろうを出来事が進行している渦中に、昼間のうちに鳴かすことはできないだろうか。そもそも昼間のうちに鳴くことができないのならば、ふくろうの存在など何であろうか。さらに言おう。昼間はほんとうは、夕暮れのふくろうを一種のユートピア的な期待のようなものとして最初から胚胎させているはずではないか。それならば、先取りされている夕暮れの視座を昼間のうちに占め、そこから昼間を捉え、鳴くことが十分に可能なはずではないか。こういう思いから、私は、本書を執筆した」(著者;「あとがき」より)
序 「現実」への逃避
1 理想の時代
2 虚構の時代
3 オタクという謎
4 リスク社会再論
5 不可能性の時代
6 政治的思想空間の現在
結 拡がり行く民主主義
★著者、大澤真幸は1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。専門は理論社会学。2007年『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、2015、『自由という牢獄 ― 任・公共性・資本主義』で河合隼雄学芸賞受賞。著書に『〈自由〉の条件』、『夢よりも深い覚醒へ』、『日本史のなぞ』、『可能なる革命』、『〈世界史〉の哲学』など多数、共著も『ふしぎなキリスト教』など多数。現在、月刊個人思想誌『大澤真幸THINKING「O」』刊行中、「群像」誌上で評論「〈世界史〉の哲学」を連載中。
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