廃盤
3CD
ワーグナー:
『恋愛禁制』 全曲
サヴァリッシュ指揮
バイエルン国立歌劇場
ヘルマン・プライ、
パメラ・コバーン、
ザビーネ・ハス、他
1983年
ステレオ
ワーグナーの聖地バイロイトでも、「さまよえるオランダ人」以降のワーグナー作品が演奏されつづけるだけで、
それ以前の初期作品が上演されることはありません。
いわゆるワーグナー指揮者にはフルトヴェングラー、クナッパーツブッシュをはじめとした名だたる巨匠たちが群雄割拠してきましたが、その中にあって、《恋愛禁制》《妖精》《リエンツィ》など、ほとんど顧みられることない初期ワーグナー作品の上演、録音にまでこだわり実現した指揮者は、サヴァリッシュただひとりです。
いわばワーグナーの「いいとこどり」をする巨匠連とは一線を画する「独特の権威」を、サヴァリッシュのみがかちとっているといえます。
ワーグナー指揮者として高名だったサヴァリッシュは、ワーグナーの没後100年に当たる1983年にバイエルン国立歌劇場でワーグナーの全オペラを演奏、この時、演奏される機会が極めて稀な初期作品『恋愛禁制』を取り上げ話題となりました。
歌手も大物が投入され、なんと言ってもヘルマン・プライが目玉、そしてローベルト・シュンクとザビーネ・ハスが加わっています。また準主役、脇役にはバイエルン国立歌劇場の優秀なアンサンブル歌手たちが支えており、ローラント・ブラハト、キース・エンゲンなど、実力派が脇を固めています。
このオペラ「恋愛禁制」はワーグナー(1813-1883)がマクデブルクで指揮者としての修業を重ねていた時代の1834年-1836年に書かれ、その直後、彼自身によってマクデブルクで初演されています。
物語は16世紀のシチリア島パレルモ。総督フリードリヒは恋愛を禁じ、違反したものは死刑に処すとし、手始めに貴族クラウディオを捉えます。それを知った彼の妹の修道女イザベッラはフリードリヒに助命を乞いますが、フリードリヒは「それなら恋愛の素晴らしさを教えてくれれば許してやろう」と彼女に言うのです。そこでイザベッラは、昔フリードリヒに捨てられたという修道女仲間のマリアーナを使ってフリードリヒを懲らしめる作戦を立てるのです。
ワーグナー唯一のオペラ・ブッファ的な作品であり、音楽も多分にヴェルディ風ではありますが、独自の楽劇世界に至るまでのワーグナーの遍歴を知る上でも重要な作品といえます。
ワーグナー:
歌劇『恋愛禁制』全曲
ヘルマン・プライ(Br フリードリヒ)
ヴォルフガング・ファスラー(T ルツィオ)
ローベルト・シュンク(T クラウディオ)
フリードリヒ・レンツ(T アントーニオ)
キース・エンゲン(Bs アンジェロ)
ザビーネ・ハス(S イザベラ)
パメラ・コバーン(S マリアーナ)
アルフレート・クーン(Bs ブリゲッラ)
ライムント・グルンバッハ(Br ダニエリ)
マリアンネ・ザイベル(S ドレッラ)
ヘルマン・シャペル(Br ポンティオ・ピラト)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音時期:1983年7月
録音場所:バイエルン国立歌劇場
録音方式:ステレオ(ライヴ)
コンディション良好。
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