大変希少なフランスはパリの名門 “COUESNON(ケノン), Paris”のフリューゲルホルンです。
ケノンはAmedee Auguste Couesnonによって19世紀に創業した名門管楽器工房で、フリューゲルホルンなど優れた金管楽器で有名ですが、サックス・クラリネット・フルートなど木管楽器でも定評がありました。 Coservatoire, Monopole Seriesを継承する最終作品で1970年代中期の製作となります。 ケノンは1970年中盤にアメリカのGretschに買収され、1980年をもって総合管楽器メーカーとしての生産を終了しております。 甘く柔らかい音色と太く暖かい音色は世界中のプロプレーヤーが愛用する絶版名品です。 この時代の作品は生産台数が少なく大変稀少なモデルです。
1st Valve SlideにはWater Key(唾抜き)を装着しております。 小さなPin Dingはありますが、気になるようなヘコミ・アタリはなく極めて美品です。 オリジナルCouesnon Mouthpiece[Straight Shank]/Jerome Callet[Tapered Shank]とハードケースが付属します。 最高の音色を求めた、希少なオリジナル生ブラス/ノーメッキ仕様となります。
仏ケノン社はパリにほど近いChateau Thierry,Marneで1827年に産声を上げた管楽器工房で1900年のパリ万国博覧会で高い技術を評価され金賞を獲得しています。 1911年には11の工場と1000人を越える技術者を擁した世界有数のブラスメーカーでした。 コルトワ同様、ベッソンやセルマー、ルブラン、クランポンなどのフランスのメーカーだけでなく、バックやコーン・キング・マーチンなど多くのアメリカのメーカーにも製造技術や性能面で影響を与えました。 ミリタリーバンドの急増に伴い世界中に輸出されて全盛期を迎えましたが隣接するフレンチ・ベッソンと共に火災で工場が類焼し、1978年に米国のGretsch社に買収され量産メーカーとしての幕を閉じました。 殊にユーフォニアムやチューバなどのLow Brassを得意とし、トランペット、トロンボーン、サックスなど多くの銘品を世に送り出して来ました。 知る人ぞ知るサックスは絶品と言われクラフトマンシップの粋をこらした芸術品として稀少な手造り品で欧米では高く評価されています。 フリューゲルホルンに関しては、Donald Byrd, Tom Harrel, Freddie Hubbard, Roger Ingram, Ingrid Jensenなど名手ご愛用の名器で 、Jazz Sceneには欠かせない絶品と言われ、多くのJazz Playerが愛用しているほど定評があり、現在も発祥の地で14人のマイスターがカスタムメイドで生産しています。 ケノンサックス⇒ http://www.saxpics.com/Couesnon/index.htm (2026年 3月 12日 9時 47分 追加)ピストン・スライドは全て気密性高く、良好に可動しています。
(2026年 3月 18日 15時 02分 追加)Vintageケノンでも、ダークで深く、暖かい音色はこの器を除いて得られないサウンドで惚れ惚れします。
(2026年 3月 18日 15時 07分 追加)現代TaperedShankマスピースでも、ケノンやコルトワのStraightShankマウスピースでもどちらもご使用になれるように、MouthReceiverPipeは特殊加工を施してあります。