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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（１９８７年８月・通巻第９２号）”** ■■『特集』・・・■■ ●●『私の茶室物語り』・・・●● ―”各界六人の茶の湯の場にみる用と美”― **”（約・４１頁）”** ★暦の上では秋立つ頃。 芭蕉の・「秋ちかき心の寄や四畳半」・の句にいう感 懐もこの頃のものでしょうか。 約束事がまずあっての茶室ですが・囲われた空間は・ 人・時・所を得・一味同心・一座建立の場となって一 会はさまざまな物語を生みます。 今をよりよく生きる茶の湯の場を訪ねてみると・・。 ●本多静雄・（FM愛知会長）。 ●小川はる・（彌生画廊社長母堂）。 ●中村溪男・（山種美術館顧問）。 ●杉本貞光・（陶芸家）。 ●石井和紘・（建築家）。 ●時守大融・（書家）。 ◆本多邸茶室・「松近亭」・扁額。 ■発行日＝昭和６２年８月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝６００円。 ■状態。 ●表紙に、多少の傷み・ヤケが有ります。 ●本誌内に、多少のヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●経年並みとお考え下さい。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ●特集・・・！！ ◆「私の茶室物語り」・は・約・４１頁。 ●風韻余滴・「葉月」―京・炭屋の四季・「残念石」！ ◆カラー・５２・５３頁。 ◆本文・（白黒）・８２・８６頁。 ―蹲踞― ★手水鉢を中心にして前石・湯桶石・手濁石・水門 からなりたつ石組の全体を蹲踞といいます。 略・・・・・。 手水鉢は・およそ次の四つにわけられます。 一・自然石を使ったもの。 二・石造加工をしたもの。 三・見立てもの。 四・その他。 炭屋には手水鉢が七基ありますが・もっとも代表 的なのは茶室・「玉兎庵」・の露地にある手水鉢 です。 この手水鉢は横幅１８６センチ。 奥行は深いところで６８センチ・浅いところで３ ８センチ。高さは３５センチと低く・中ほどで・ 「く」・の字になっとなって・どっしりと寝そべ った御影石です。 うしろの稜線が・鋸の歯のようになっていますが これは昔の石工たちは・大きな石を割るとき・点 々と断続的にうがった穴に楔を打ち込んで・その 力で割ったものだそうで・痕跡が凹凸状となるの です。 水溜は左寄りのいちばん広いところに彫られてい ますが・そこから溢れた水が流れて落ちる・ちょ うど横腹を思わせるあたり・鉄気で赤黒く染まっ たところに・やや斜めになって分銅の刻印が見ら れます。 これは・この石を切り出した出雲の松江藩二十三 万国の城主であった堀尾山城守忠晴の刻印です。 つまりこの手水鉢は大坂城の残念石で作られた見 立てのものなのです。 ―残念石の誕生― ―無念・晴らします― ―無念を追って― ―分銅― ●蒐集・資料などの・参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『私の茶室物語り』・・・■■ ―”各界六人の茶の湯の場にみる用と美”― **”（約・４１頁）”** ●本多静雄・（FM愛知会長）。 ●小川はる・（彌生画廊社長母堂）。 ●中村溪男・（山種美術館顧問）。 ●杉本貞光・（陶芸家）。 ●石井和紘・（建築家）。 ●時守大融・（書家）。 ―”私の茶室”― ●「本多静雄・さん」・・・● ―”「松近亭」”― ◆茶道口より見た待庵写の二畳。 床は・策彦筆・「地塘春草云々」。 ・（松永耳庵所持）。 ◆煎茶席を移築。 作り変えた三畳台目席。 右側の襖が二畳への茶道口。 ★床―土肥二三筆・「円相」。 ★花入―古銅。 ★風炉―土・宗元筆。 ★釜―撫肩藤地紋・長野裕作。 ★水指―備前。 ★茶入―瀬戸広口。 ★茶杓―耳庵作・銘・「五郎」。 ★茶碗―唐津石ハゼ。 ★蓋置―韮山竹・耳庵作。 ★建水―砂張。 ―風炉・釜を除き・ 耳庵翁より贈られた・三畳台目席の道具組― ―”私の茶室”― ●「小川はる・さん」・・・● ―”「聴泉亭」”― ◆躙より床をみる。 ◆貴人口から月見台越しに柿田川の清流をのぞむ。 ◆小間席と道具組。 ★床―竹内栖鳳筆・「観音図」。 ★風炉―唐銅・朝鮮。 ★釜―糸目真形・惺斎箱・清右衛門作。 ★薄器―真塗手桶・随流斎在判・宗哲作。 ★茶杓―○々作・銘・「若葉」。 ★茶碗―窯変瓷灰青磁・岡部嶺男作。 ―”私の茶室”― ●「中村溪男・さん」・・・● ―”「悠然荘茶室」”― ◆幻の三畳台目席の回想に耽る中村さん。 ◆花月楼写の八畳広間席。 ★床―作仙筆・「○墨山水図」。 ★花入―李朝・辰砂染付。 ★香合―鉄線蒔絵重ね。 ★風炉先―尾形乾山・朝顔図。 ★風炉―秋草鍍金・鶉○付。 ★釜―銀。 ★水指―古備前。 ★薄器―宗朝棗・直書。 ★茶杓―大樋阿加斎作・共筒 ・銘・「阿満におおて」。 ★茶碗―総・青白磁。 ―”私の茶室”― ●「杉本貞光・さん」・・・● ―”「燈庵」”― ◆小間席に掲げられた・大亀老師筆・「燈庵」・揮 毫。 天井は吉兆東京店改装の際・不要になった塀の再 利用。 ◆工房入口にかけられた・大亀老師筆の・「時垣外 窯」・扁額は・杉本さんの自刻。 ◆水屋。 ◆小間席の床飾り。 ★床―大亀老師筆・「懐紙」。 ★花入―伊賀耳付・自作。 ◆小間席道具組。 ★風炉―土。 ★釜―筒矢筈。 ★水指―古信楽・耳庵所持。 ★薄器―根来菊形・村瀬治兵衛作。 ★茶杓―大亀老師作・銘・「大戸川」。 ★茶碗―長次郎写・黒楽・自作。 ―”私の茶室”― ●「石井和紘・さん」・・・● ―”「拾庵」”― ★床―淡々斎筆・「無事是貴人」。 ★花入―竹籠耳付。 ★風炉―土。 ★釜―芦屋。 ★水指―狂言袴。 ★薄器―雲に時鳥蒔絵。 ★茶杓―鵬雲斎家元作・銘・「一」。 ★茶碗―三傑。 ★蓋置―竹。 ★建水―砂張。 ◆和紙を思わせる羽毛の窓・アルミ・コンクリート 打ち放しが伝統を新たにする。 換気孔にもなる州浜製の下地窓はワンポイントの 洒落た意匠。 ―”私の茶室”― ●「守時大融・さん」・・・● ―”―融通無碍な茶の湯”― ◆六畳広間の床飾り。 ★床―「澄心」・自書。 ★花入―備前耳付・自作。 ★香合―木地団扇。 **”以下・白黒”** ●『書・やきもの・そして茶の湯』・・・● **”時守大融―談”** ●対談―『茶の湯の創造』・・・● ―”「私の茶室」・をめぐって”― **”石井和紘・（建築家）”** **”中村利則・（文化環境計画研究所代表）”** ●市中の隠・「拾庵」。 ●生活体を伝承する茶の湯。 ●独楽の叙情の空間。 ●茶の湯の場の現代化。 ●時空間の隙間に。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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