
アダム・スミス著、「国富論(The Wealth of Nations)」改版・全3巻です。2020年刊、中公文庫。大河内一男;監訳。定価4,250円(税別)。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は(重さがあるため)レターパックライトで430円となります。
★内容: アダム・スミスは、急激に勃興してくる資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして、新しい科学=経済学にはじめて体系を与えた。『国富論』の決定的な影響は人文、社会科学のあらゆる分野に及び、その故に、『資本論』とともに経済学の古典中の古典とされる。この古典経済学と近代自由主義の原典を、平明・的確な訳文でよみがえらせ、さらに独自の要約的小見出しや詳細な訳注、豊富な図版を配して読みやすくした邦訳の決定版。
《Ⅰ巻》には第1篇、第2篇を収録。労働に価値の源泉と尺度を求めるスミスが、分業・商品・利潤・地代の解明を通して先駆的労働価値論を展開、生産的労働と不生産的労働によって資本蓄積を論じる(704ページ)。
《II巻》には第3篇、第4篇を収録。資本投下の「自然な順序」を逆転させた国家による経済活動の政策的介入の歴史を究明し、重商主義を徹底的に批判する(632ページ)。
《III巻》には国家義務たる国防・司法・公共施設、また租税・公債のあり方を述べた第5篇を収録し、付録として〈巻末対談;大竹文雄x出口治明〉のほか、各版の異同、邦訳少史、年譜、小見出し一覧、索引等、精細な研究の手引きを収める(704ページ)。
★著者、アダム・スミス(Adam Smith、1723 - 1790)は英国の哲学者、倫理学者、経済学者。「経済学の父」と呼ばれる。スコットランド生まれ。グラスゴー大学、オックスフォード大学で学び、のちにグラスゴー大学で倫理学、道徳哲学の教授を務めた。主著に『道徳感情論(The Theory of Moral Sentiments)』、『国富論(諸国民の富);An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations』など。
★監訳の大河内一男(おおこうち かずお)は1905年、東京生まれ。東京大学経済学部卒業。社会思想史・労働問題専攻。経済学博士。同大学教授(のち名誉教授)、同総長、専修大学学長などを歴任。日本学士院会員。アダム・スミスの会会長。著書に『独逸社会政策思想史』、『社会政策の基本問題』、『スミスとリスト』、『戦後労働組合の実態』、『暗い谷間の労働運動』、『大河内一男著作集』全5巻など多数。1984年死去(享年79)。
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