
在英中の1997年10月 17日、ロンドン、サウスケンジントンにあるオークション会社のクリスティーズの競売にて購入したものです。
アンティークのイギリス製鉄製の貯金箱です。
背面に英文字でDINAHの文字が見られます。
オークションのたびに発行される
カタログ内の番号は268/8です。
後部左側背面にあるレバーを下ろすと、連動して、
右手上がり、
それと同時に口元に手のひらに置いたコインを
飲み込見ます。
以下はAIによる説明が続きます。
ご提示いただいた画像は、19世紀末から20世紀初頭にかけて欧米で流行した**「ジョリー・ニガー・バンク(Jolly Niger Bank)」**と呼ばれる鋳鉄製の機械式貯金箱ですね。
このアイテムはアンティーク市場でよく見られるものですが、歴史的・文化的に非常に複雑な背景を持っています。いくつか重要なポイントを整理しました。
1. 歴史的背景と特徴
メカニズム: 手のひらにコインを載せて背中のレバーを押すと、手が口元へ上がり、コインを飲み込むと同時に目が回転したり舌が動いたりする仕掛けが特徴です。
起源: 1880年代にアメリカのジョン・ハーパー社(John Harper & Co.)やシェパード・ハードウェア社などが製造を開始し、その後イギリスなどでも大量に生産されました。
2. 文化的側面(ブラック・エフェメラ)
現在、これらのアイテムは**「ブラック・エフェメラ(Black Ephemera)」や「蔑視的アンティーク」**として分類されます。
当時の人種差別的なステレオタイプを具現化したデザインであり、歴史的な差別構造を象徴する資料として、現在は博物館(アメリカの「ジム・クロウ人種差別博物館」など)に収蔵されることも多いです。
3. 鑑定の際の注意点(本物か複製か)
この貯金箱は非常に人気があったため、1950年代以降に作られた**リプロダクション(復刻品・コピー品)がありますがこれは本物です。
詳細な情報をありがとうございます!「DINAH(ダイナ)」の文字と、特許番号(レジストレーション・ナンバー)「581285」があるということで、この貯金箱の正体がより鮮明になりました。
1. モデルの特定:『ダイナ・バンク(Dinah Bank)』
画像と情報を照らし合わせると、これは「ジョリー・ニガー」の女性版として作られた**「ダイナ・バンク」**というモデルです。
製造元: イギリスの**ジョン・ハーパー社(John Harper & Co. Ltd.)**が主流です。
登録番号(Rd No.): 581285 は、1911年にイギリスで意匠登録された番号と一致します。
特徴: 黄色のドレスにネックレス、イヤリングをつけた姿が一般的で、ジョリー・ニガーと同様にレバー操作でコインを口に運ぶ仕掛けになっています。
2. 真贋と年代の推測
お伝えいただいた「底蓋のネジがマイナスである」という点は、アンティークとしての価値を判断する上で非常にポジティブな材料です。
マイナスネジ: 1930年代以前の製品によく見られる特徴です(プラスネジは1930年代以降に普及したため、それ以降の安価なレプリカにはプラスネジが使われることが多いです)。
刻印と番号: 鋳物の底面にハッキリとした番号と「DINAH」の文字があるのは、1911年以降に製造されたオリジナルの鋳型、あるいはそれに極めて近い古い世代の製品であることを示唆しています。
3. 保存状態と価値について
画像を見る限り、塗装の剥げ(パティナ)が自然で、金属の肌に時代を感じさせる重厚感があります。
希少性: 1910年代〜1920年代頃のオリジナルであれば、コレクターズアイテムとしての価値が高まります。
注意点: 1950年代以降にも「アンティーク風」として同じ番号を刻印した精巧な復刻版が作られていますが、当時のマイナスネジがそのまま残っているのは良いコンディションと言えます。