BAD RABBITS
American Love バッド・ラビッツ
中古盤
日本国内盤
ボストンを拠点に活動する5人組ファンク・バンドの2ndアルバム。もともとはホーンセクションも交えたザ・エクレクティック・コレクティヴという大所帯バンドで活動しており,2006年から翌年にかけて2枚のアルバムをリリースするも解散。その後,今の5人でBad Rabbitsを結成。Bad Rabbitsとしてのデビュー作は2009年リリース,という経歴なんですが,僕は全くの不勉強で本作で初めてその存在を知りました。
冒頭の「We Can Roll」でガツンと衝撃を受けました。霧の中をさまよっているかのような幻想的なサウンドがゆったりと流れ・・・・突如,その霧を切り裂くかのように熱いシャウトがこだまします。それに呼応するかのようにうねるようなギターも交えて熱いファンクが展開されます。カッコ良さという点では,続く「Can’t Fool Me」や「Dance Moves」も負けていません。高音まで突き抜けるようなシャウトも交えた熱いヴォーカルに,メロウなキーボード,タイトでソリッドなビート。ワイルドなのに小粋。実にヤバいです。
「Dirty」は,粗野なまでにディープなヴォーカルと,小粋にビシッと決めたサウンドの組み合わせが絶妙です。メロウ・チューンなら「Fall In Love」でしょうか。ホーンセクションも交えた,夜景の摩天楼が似合いそうなゴージャスなサウンドが最高です。この「Fall In Love」をちょっとスリリングなダンサーに仕立てたのが「Doin’ It」。ちょっとフュージョンっぽいライトメロウでゴージャスなサウンドがたまりません。
そして,最後にサプライズが。テディ・ライリーと共作した「Dance With You」です。これぞNJSというグルーヴの上で,熱いヴォーカルがボコーダーも交えて爆発します。これは僕らのようなリアルにNJSを体験した世代にとって涙もの。
いやぁ,本当に素晴らしいバンドです。ミント・コンディションをバックにアーロン・ホールが歌うみたいな。これを聴かない手はありません。超おススメの1枚です。