中国の年代物編号切手「赤脚医生」3枚セットをお譲りいたします。
記号:編 82、編 83、編 84
発行日:1974年6月26日
発行機関:中華人民共和国郵電部
「赤脚医生(はだしの医者)」とは、中国農村において専業化せずに活動した基層の医療衛生従事者のことです。
これらの赤脚医生は、一定期間の訓練を受け、基礎的な医療衛生の知識と技能を身につけており、集団生産労働に参加しながら、同時に社員の治療にもあたっていました。赤脚医生は、中国農村における医師不足や医薬品不足の状況、ならびに立ち遅れた衛生環境の改善に寄与するとともに、予防活動の推進や農業生産の促進などにおいても、一定の積極的な役割を果たしました。
1965年6月26日、毛沢東は「医療衛生工作の重点を農村へ移すべきである」との指示を出しました。これを受けて、全国各地の農村で多数の赤脚医生が誕生し、農村医療衛生の予防・治療ネットワークが広く整備されました。
本切手の発行時期は、志号変更の移行期にあたっていたため、「赤脚医生」は紀・特の区分が明確でない「番号票」シリーズに組み込まれ、当初予定されていた番号票の番号の空白を補う形で発行されることとなりました。その結果、1973年に発行予定であった本切手は発行が遅れることになりました。
しかし本切手は、実際にはある種の記念的意義を帯びた特種切手の一組でもあります。発行日が6月26日に定められたのは偶然ではなく、毛沢東による「六・二六」指示の発表9周年を記念するためでした。
切手1(上)の図案名は「予防」といいます。
切手の図案は、女性の赤脚医生が子どもたちの集団に予防接種を行っている場面を描き、背景にはひまわりと農家の家屋が配されています。
切手2(左)の図案名は「出診」(往診)といいます。
切手の図案は、赤脚医生が薬箱を肩に掛け、笠を背負い、懐中電灯を手に、風雨の夜に水をかき分けながら患者の診察に向かう場面を描いています。
切手2(右)の図案名は「採草薬」(薬草採り)といいます。
切手の図案は、二人の女性赤脚医生が薬草かごを背負い、鍬を手に、険しい山々の中で薬草を採取している場面を描いています。
実際使用済みの当時物になります。
うち右の1枚には、ボールペンの書き跡および裏面に封筒の色移りが見られますが、欠損はありません。当時物の使用済み品としては、比較的良好な状態かと思います。
詳細は画像にてご確認ください。NCNRでお願いいたします。
送料は普通郵便にて全国一律110円になります。匿名送付にも対応可能です。