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ブッテロのレースアップブーツB1101
サイズ : 42 (27.5cmくらいの方にちょうど良いサイズかと思います。)
素材 : スエード
ダメージなくこれから活用して頂ける商品です。
ヒールに擦りへりが見られます。画像を参照ください。
定価6万円程の商品です。
基本的にはシンプルでベーシックはデザインであるためトレンドに左右されることはなく、しかもワークでも、トラッドでも、きれいめカジュアルでも、はてはモードまで違和感なくはまり、パンツの丈&裾幅も選ばないなどコーディネートの守備範囲が広いのも強み。
以下ブッテロについて。
1964年から自らの名を冠したシューズブランドを展開していたマウロ・サーニ氏が、商品開発のヒントを得るために各国を旅するなかで、ブッテリとよばれるイタリアンカウボーイのファッションスタイルに強い興味を抱くようになりました。
そして1973年、マカロニウエスタンの名優ジュリアーノ・ジェンマに自らデザインしたスパゲットブーツ(イタリアンウエスタンブーツ)を提供。これが大いに話題となったことで、翌年、トスカーナ州フィレンツェでブッテロを立ち上げたのです。ちなみにブッテリ(butteri)とは、同州グロッセート県の湿地帯マレンマ(現在は干拓により、肥沃な農作地になっている)の牛飼いを意味しており、要はアメリカンカウボーイのイタリアバージョンを指します。
ブッテロは1990年に日本上陸し、’90年代後半には人気ブランドの仲間入りを果たしました。また、2004年には東京・南青山に「ブッテロトーキョー」をオープン。同時にバッグやベルト、革小物などの展開もスタートさせ、レザーアイテムブランドとしての地位を確立していきました。
とはいえ、本懐はあくまでブーツです。そして、その最も象徴的な存在がロングセラーにしてレースアップブーツの傑作「B1101」であり、なかでもアッパーに定番レザー「PE-CUS」が使われたバージョンは、常に根強い人気をキープし続けています。
この革は、トスカーナに位置する革の一大生産地サンタ・クローチェでなめされたベジタブルタンニンレザー。堅牢で、見た目は重厚ながらしなやかで、エイジングも楽しめる素材ですが、オイル加工やウォッシュ加工、セミヌバック加工によるヴィンテージ感が備わっているため、履き出す前から深い味わいがあります。
そして、この風合いが真鍮アイレットの古美仕上げと絶妙にマッチし、「B1101」をウエスタンらしいワイルド&ラギッドな佇まいにしています。加えて、跳ね上がったトウスプリング、タイトな足首まわり、かかとを包むパーツであるアウトサイドヒールカップ、やや高めに積み上げられたヒールリフトなどもウエスタン由来のディテールといえそうです。