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ツバル: 海抜1メ-トルの島国、その自然と暮らし
遠藤秀一 著
著者からのコメント
南太平洋に浮かぶ島国「ツバル」、どちらかといえば、地球温暖化による海面上昇という問題に直面した、危機を迎えている島国という報道のされ方ばかりが目立つ同国ですが、それ以前に、南太平洋の環礁独特の美しい大自然、その自然に見事に調和して生きる人々の生活スタイルと独特の文化etc、とっても魅力的な宝石のような島国なのです。 この写真集では、自然の美しさ、人々の暮らしぶり、などを写真と文章で紹介しています。まず、ツバルを知ってください、そして好きになって欲しい。そして好きな島を守りたいという気持ちを沢山の人達と共有できれば嬉しいと思って作りました。 漢字にはルビをふっていますので、小学生の授業の副読本等や、ツバルへの旅行を計画している方々まで幅広くお楽しみ頂けます。また、地球温暖化の原因と対策を簡単に紹介するページや、歴史や最新のデータも収録しておりますので、ツバルを総合的に知ることができる一冊になったと思います。
内容
ツバルという国を知っていますか? ツバルは南太平洋にある9島から成る島国。地球温暖化のため、あと100年で海中に沈んでしまうと言われている。ツバルの自然や人々のくらしを写真で紹介しながら、この問題を考える
抜粋
島は切れ切れになったり、小さな点だけの連なりになったりしながらゆるやかに丸い輪を形作っています。それはまるで、青いシルクの上に広げられたヒスイの首飾りのような美しい光景です。
このような環礁と呼ばれる細くて小さい9つの島々が、赤道からフィジーの間、南北800kmに渡って点在しています。面積わずかに26km2、島国「ツバル」の国土です。 飛行機が到着するのはツバルの首都フナフチ環礁です。わずかに9000人といわれる国民の約半数が住んでいます。2000年ほど前に、サモアから移り住んだと言われるツバル人は、ポリネシア系の陽気で裏表のないフレンドリーな人々です。彼らは今でも自給自足を中心にした生活を送っています。魚と椰子とわずかな作物そんな質素な自然の恵みを得て日々家族を守り生きていくことを仕事として生活しています。一見楽園の暮らしに見えるその営みは、自然と一体化した厳しい生活でもあるのです