90's ソニック・フィクション Sonic Fiction (CD)/チェンジング・ウィズ・ザ・タイムス Changing With the Times
Naxos 86034-2
1997年録音
1999年リリース
CD盤面の盤質は、良好です。
ミニ解説が、あります。
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<KY 2022-08-31 ⑦ >
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これは、エレクトリック系ステップス・アヘッドともいうべきグループの演奏で、豪人ギタリストJames Mullerとバイブ奏者の双頭バンドといった感じ。 お薦めのJames Mullerは、スコヘン、ジョンスコがJazz系のフレーズでバリバリ弾いているといった印象。彼らと同等のテクニック、センスを披露しており、こんな人が埋もれていたのかという感じ。 彼は、Chad Wackerman(ds)バンドでも、Allan Holdsworth(g)の後釜ギタリストとして、Allan Holdsworth風の演奏を披露(アルバム名「Scream」)。スコヘン、ジョンスコ、アラン・ホールズワース辺りが好きな人には、ストロング・レコメンド 無名ながらも確かなテクニックをもった若手ジャズミュージシャンによるユニット、Sonic Fictionによる1998年の作品です。メンバーは唯一のアメリカ人Daryl Pratt(ヴィヴラフォン)以外はすべてオーストラリア人でJames Muller(ギター)、Adam Armstorong(ベース)、Andrew Gander(ドラム)という構成。新進気鋭のジャズメンを次々と送り出しているNAXOS JAZZというカナダのレーベルから出されています。全体としてはいまどきのコンテンポラリー系のジャズフュージョンという感じのサウンドですが、個人的に目に付いたのがギターのJames Mullerの存在。アラン・ホールズワースやフランク・ザッパとの共演で有名な同郷のセッションドラマー、チャド・ワッカーマンのアルバムに参加している実力派コンテンポラリー系ギタリストで、少し引っかかりのある独自の雰囲気を醸し出すフレージングと超絶技巧は、一聴の価値ありです。この手の実力派プレイヤーは、探せば探すほどドンドン出てくるわけで、コンテンポラリー系ミュージシャンの層の厚さを実感させます。 南半球のジョンスコ + ソリッドなヴァイブ = 超クール!! 現代音楽畑でも演奏経験豊富なヴァイブのダリル・プラットが結成したこのソニック・フィクションというバンド。コード楽器にピアノを入れずにギターにしたのが大正解。1曲目、モロ、ジョンスコ的なディストーションの効いた陽性軽度変態ギターにソリッドな(殆どファンを回していないのでは?)ヴァイブが絡む。ウーン、快感。2曲目のアルバム・タイトル曲、これはイイ! としか言えまへんな。3曲目は、懐かしきステップスの名曲「ノット・エチオペア」を意識してます。5曲目はジョンスコのバンドのツアーで使うラジオ体操用(そんなモンあるのか?)の軽快な曲。ギターのジェームズ・ミラーのベスト・ソロは10曲目でしょう。実に素晴らしい。全体として見れば、80年代マイルスとステップス・アヘッドあたりのパキパキしたジャズの影響の濃い充実の1枚!
これは、エレクトリック系ステップス・アヘッドともいうべきグループの演奏で、豪人ギタリストJames Mullerとバイブ奏者の双頭バンドといった感じ。 お薦めのJames Mullerは、スコヘン、ジョンスコがJazz系のフレーズでバリバリ弾いているといった印象。彼らと同等のテクニック、センスを披露しており、こんな人が埋もれていたのかという感じ。 彼は、Chad Wackerman(ds)バンドでも、Allan Holdsworth(g)の後釜ギタリストとして、Allan Holdsworth風の演奏を披露(アルバム名「Scream」)。スコヘン、ジョンスコ、アラン・ホールズワース辺りが好きな人には、ストロング・レコメンド 無名ながらも確かなテクニックをもった若手ジャズミュージシャンによるユニット、Sonic Fictionによる1998年の作品です。メンバーは唯一のアメリカ人Daryl Pratt(ヴィヴラフォン)以外はすべてオーストラリア人でJames Muller(ギター)、Adam Armstorong(ベース)、Andrew Gander(ドラム)という構成。新進気鋭のジャズメンを次々と送り出しているNAXOS JAZZというカナダのレーベルから出されています。全体としてはいまどきのコンテンポラリー系のジャズフュージョンという感じのサウンドですが、個人的に目に付いたのがギターのJames Mullerの存在。アラン・ホールズワースやフランク・ザッパとの共演で有名な同郷のセッションドラマー、チャド・ワッカーマンのアルバムに参加している実力派コンテンポラリー系ギタリストで、少し引っかかりのある独自の雰囲気を醸し出すフレージングと超絶技巧は、一聴の価値ありです。この手の実力派プレイヤーは、探せば探すほどドンドン出てくるわけで、コンテンポラリー系ミュージシャンの層の厚さを実感させます。 南半球のジョンスコ + ソリッドなヴァイブ = 超クール!! 現代音楽畑でも演奏経験豊富なヴァイブのダリル・プラットが結成したこのソニック・フィクションというバンド。コード楽器にピアノを入れずにギターにしたのが大正解。1曲目、モロ、ジョンスコ的なディストーションの効いた陽性軽度変態ギターにソリッドな(殆どファンを回していないのでは?)ヴァイブが絡む。ウーン、快感。2曲目のアルバム・タイトル曲、これはイイ! としか言えまへんな。3曲目は、懐かしきステップスの名曲「ノット・エチオペア」を意識してます。5曲目はジョンスコのバンドのツアーで使うラジオ体操用(そんなモンあるのか?)の軽快な曲。ギターのジェームズ・ミラーのベスト・ソロは10曲目でしょう。実に素晴らしい。全体として見れば、80年代マイルスとステップス・アヘッドあたりのパキパキしたジャズの影響の濃い充実の1枚!
1 | | Finlayson St 7 | 6:54 |
2 | | Changing With The Times | 8:27 |
3 | | Ringing Changes | 5:25 |
4 | | The Greenway | 5:50 |
5 | | 35 Today | 1:49 |
6 | | The Rest | 5:18 |
7 | | Dark Prelude | 2:04 |
8 | | Mind Games | 8:44 |
9 | | Remember | 4:47 |
10 | | Tower | 3:51 |
11 | | Street Scene | 6:34 |
Standard jewel case with black tray
8-page booklet
Recorded in October, 1997
Cover Painting: "Wharf Sheds Woolloomooloo" by arrangement with the artist