中国の年代物記念切手3枚セット(3種完)「辛亥革命七十周年」をお譲りいたします。
記号:J.68(3種完)
発行日:1981年10月10日
発行機関:中華人民共和国郵電部
発行に至る時代背景:
辛亥革命は1911年に清王朝を打倒した革命です。1894年、孫中山は興中会を結成して反清活動を始め、1905年には中国同盟会を設立しました。1911年10月10日、武昌で武昌起義(武昌蜂起)が起こり、湖北軍政府が設立されました。その後、各地でも活動が広がり、1912年1月1日、南京に中華民国臨時政府が樹立され、孫中山が臨時大総統に就任しました。
1981年10月10日、中華人民共和国郵電部は辛亥革命70周年を記念して本記念切手セットを発行しました。
切手1(左)の図案名は「孫中山任臨時大總統的肖像」です。
画面の肖像は、簡潔な素描表現で描かれています。淡い黄色の背景の上に、深い目線とわずかに引き締められた唇が描かれています。肖像の左側には、孫中山自身の筆による題字「世界潮流浩浩蕩蕩,順之則昌,逆之則亡」が添えられ、「孫文題」の下には赤色陰文の自用印「孫文之印」が押されています。これにより、図案の内容が明確になり、肖像全体の構図にアクセントを加えています。
切手2(中)の図案名は「黄花崗七十二烈士墓」です。
画面では遠近の階層や空間関係が工夫されています。広々とした広場と、花崗石で築かれた陵墓が配置され、雄大な印象を与えます。陵墓の両側には背の高いヤシの木が立ち、烈士墓を守るかのように見えます。墓の頂上には自由の女神像が置かれ、革命者が封建的伝統を打破し、改革を推進した志向と精神を象徴しています。
切手3(右)の図案名は「武昌起義後成立的湖北軍政府舊址」です。
画面は近景正面の視点で描かれ、「起義門」が中央に目立つ位置に配置されています。門の内側にある軍政府の建物を見ることができ、その様子はまるで精巧な額縁に収められた西洋古典絵画のようです。全体の構図は左右対称で、色調は淡く落ち着いており、厳粛な印象を与えるとともに、辛亥革命の武昌起義成功が画期的な出来事であったことを示しています。
本切手セットは辛亥革命70周年の公式記念として制作されたため、歴史的記録としての価値があると思います。
いずれも実際に使用済みの当時物です。当時物の使用済品としては良好な状態と思われます。
詳細は画像にてご確認ください。NCNRでお願いいたします。
送料は普通郵便にて全国一律110円になります。匿名送付にも対応可能です。