
自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが古いものですので、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
歌舞伎町案内人365日 李小牧
頻発するビル火災、警察による摘発、ヤクザの抗争、愛する女性との別離。そして案内人は上海、香港に飛んだ――。喧騒渦巻く不夜城に立つ謎の中国人、「歌舞伎町案内人」李小牧が、歌舞伎町の一年間を克明に綴る。大人気のHP日記、待望の単行本化!
レビューより
李さんの著書の中では圧倒的に長編でした。日記と思いきや日記ではない部分もあったり、内容が盛りだくさんです。歌舞伎町の流れや李さんに興味があるならば、読んでおきたい一冊です。
素晴らしい生き様、素晴らしい日中比較文化論。
歌舞伎町には、たまにメシを食いに行ったり映画を観に行ったりする程度の付き合いだが、それでも著者の李小牧さんを見かけたことが何度もある。欲望と情熱の渦巻く街・歌舞伎町。誇りを持ってその「案内人」を自ら任ずる者の日記が、面白く無いわけがない。無軌道な日々の生活に呆れ、笑わされ、ドキドキさせられ、感心させられ、しまいには何時しか、ホロリとさせられたり..。著者や題名から際物めいた内容を想像される向きがあるかも知れないが、極めて真っ当な日記文学である。
頻発するビル火災、警察による摘発、ヤクザの抗争、相次ぐ部下の離脱と愛する女との別れ。そして「歌舞伎町案内人」は上海、香港へと飛んだ―。喧騒渦巻く不夜城で生き抜いてきた李小牧が、愛する歌舞伎町の1年間を克明に綴る!大人気HP日記、待望の単行本化。
目次
二〇〇三年十二月―年の瀬が近づく夜の歌舞伎町に、私は仲間たちとともに今日も立つ。だが、長年の盟友・トニーがグループを離脱すると言い出し、さらに…。二〇〇四年一月―新しい年は愛する女との別れから始まった。私の悲しみとは無関係に、街では相変わらず火災や摘発が続く。
二月―莉莉が去って、慣れない1人暮らしが続いていた。しかし、どうしても彼女を諦めきれない私は中国に飛んだ。
三月―相変わらず心の傷は癒えず、1年ぶりに胃に激痛が走った。だが、『歌舞伎町案内人』の文庫本が出るなど仕事には復調の兆しが…。
四月―春になって、歌舞伎町も冬眠から覚めたのだろうか。ヤクザのパレード、警察の摘発、火災、発砲事件が相次いだ。
五月―頻繁に日中間を往復し、弟分の彼女の自殺未遂事件解決にも奔走。忙しい日々を過ごしていた私だが、いきなりヤクザの事務所に拉致された。
六月―可愛がっていた「弟」と「妹」が相次いで日本を去ることになった。寂しい生活を終わらせるため、ホームページ上で恋人を募集することにした。
七月―私の本を原作にした「最低の映画」が出来上がり、東京で試写会が開かれた。私はこの映画にかかわったスタッフたちを、一生許さないだろう…。
八月―アジアカップ、オリンピックとビッグイベントが続いた猛暑の8月。あの「歌舞伎町ビル火災事件」から、早くも3年の月日が流れた…。
九月―一緒に街に立つ部下たちは、私にとって「仲間」であり、「同志」でもある。その部下の1人が、エステの摘発で警察に持っていかれてしまった!
十月―「歌舞伎町大学」で長年「風俗研究」をしてきた私が、ある大学に招かれた。「李教授」を招待してくれたのは天下の名門、あの香港大学である!
十一月―11月5日、ついに待ちに待った朗報が私の元に届いた!懐かしい人が私に会いに日本に来ることになったのだ!
レビューより
中国人をターゲットに店を紹介する「ガイド」として歌舞伎町に立つ男のノンフィクション。主に80年〜90年代の歌舞伎町、特にアングラ界隈の中国人の様子がわかって面白い。自叙伝なので多少盛って書いているところはありそうだが、彼のバイタリティ・行動力や危機管理能力、女性関係の旺盛さが並外れていて読み応えある。取り巻く人々も一癖二癖あって非常に個性的。さすが歌舞伎町で事件が絶えない。
893とチャイナマフィアの抗争とか一般人はまずお目にかからない騒ぎやバラエティ豊かな登場人物達(893、チンピラ、キャッチ、ホスト、風俗嬢、クスリの売人、浮浪者‥)が次々と出てきて、ただひたすら異文化。BGMは椎名林檎「歌舞伎町の女王」しかない!