◆定価1980円◆ながいながい骨の旅◆2019年度児童福祉文化賞受賞!◆群馬県立自然史博物館監修◆
●日本子どもの本研究会「第2回作品賞」受賞!
●絵本学会2018年「BOOK END」が選ぶ「次世代に残したい絵本(国内絵本)」!
●2019年度児童福祉文化賞受賞!
「骨の旅」をたどりなおしていくことは、私たちと、たくさんの生きものたちとのつながりを、みつけなおす旅でもあるのです。
どんなことにも「はじまり」というものがあります。「はじまり」があるから「いま」がある。「遠いところ」や、「はるかな時」のことを考えるのは、「いま」とか「ここ」とか「じぶん」とか、そういうものを知りたいからだと思ってきました。
この絵本は「科学絵本」と呼ばれる分野に入るかと思います。でも、私がほんとうに伝えたかったことは「知識」ではありません。願ったことは、「いま」「じぶん」が「ここ」にいることが、どれほどかけがえのないことなのか、それを感じてほしいということでした。人間同士だけではなく、あらゆる生き物がつながりあっている、その「つながり」に対する感覚や想像力こそが、これから最も大切なことだと思えてなりません。「骨の旅」とは、私たち自身の、そして、私たちとたくさんの生き物たちとのつながりを見つけなおす旅でもあるのです。
(著者コメント)
著者について
松田 素子
1955年山口県生まれ。編集者、作家。児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後1989年に退社。その後はフリーランスとして絵本を中心に活動。多くの作家の誕生に編集者としてたちあい、詩人まど・みちおの画集なども手がけた。自然やサイエンスの分野においても、企画編集、執筆者として活動している。
川上 和生
1959年北海道生まれ。北海道デザイナー専門学院卒。デザイン会社勤務を経て、1986年からフリー。やわらかい線と温かみのある色彩で、その場の空気感まで丁寧に表現された作品世界は、子どもから大人まで幅広く親しまれている。教科書や雑誌の挿絵のほか、絵本に『山のごちそう どんぐりの木』(ゆのきようこ・文/理論社)『やまなし』(宮沢賢治・作/ミキハウス)などがある。
桜木 晃彦
宝塚大学教授。1954年東京都渋谷区生まれ。東京大学理学部卒、医学博士。専門は骨の3次元形態の解析。多くの大学・専門学校で美術解剖学関連の授業を担当し、楽しく分かりやすい講義・講演には定評がある。著書は『自分の骨のこと知ってますか』(講談社)、『図解 からだのしくみがわかる本』(新星出版社)など多数。
群馬県立自然史博物館
地球や生命の歴史すべてをまとめた「自然史」を展示・紹介する博物館。学芸員は館内の仕事に留まらず、書籍・映像・展示・フィールドワークなどさまざまな研究や監修にも携わっている。古生物学者の長谷川善和氏が初代館長として就任し、1996年群馬県富岡市に開館。
- 出版社 : 講談社 (2017/2/24)
- 発売日 : 2017/2/24
- 単行本 : 40ページ
- 寸法 : 26.4 x 1.2 x 24.9 cm
<カスタマーレビュー>
2020年8月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入
骨(がいこつ)に興味が出てきた子供に買いました。
内容は4歳で理解できるものではないですが、マグマや太古の生き物が出てくるので面白いようで何度も読んでと言われます。
2018年6月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入
本屋さんで見かけて気になったので、購入しました。
一言では言えないほどよい本でした。
ただ知識を与える本ではなく、科学的な視点を元に、命そのものへの気付きを引き出してくれます。
特に、こどもに語りかける口調と、柔らかな色彩のイラストがぴったりで、難しい内容もなんとなく受け入れやすく、素晴らしいと思いました。
巻末には更に詳しい情報などが載っていて、ここから科学的な興味への入り口になりそうです。
小学3年生の娘は、ラストで感動して泣いていました。
2019年4月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入
時代を追って生物のなかに骨が生まれた過程がわかりやすく説明されています。それだけでなく、命がつながってきているんだということが自然と入ってきて、生き物の壮大なる歴史と命の尊さを感じることができました。絵も大変素晴らしく、ぜひ後世まで読む継がれてほしい本です。
2018年5月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入
骨の勉強にと思い買いましたが
もっと内容は深く、生命の成り立ちからが書かれていて子どもと一緒に大人も十分に勉強できる内容だと思います
2017年5月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入
子供にもわかる絵本になっているのが、とっかかりがいいですね。
骨って大切なんだなとより理解できる一冊です。周りの方も共感していただいて買われてました。
2017年4月3日に日本でレビュー済みこれは、すごい絵本です!!!地球の誕生から生命の歴史を題材にした作品はいっぱいありますが、骨の視点から描いているなんて♪本当に素晴らしい! 『ホネホネたんけんたい』の作者である松田素子さんは、骨の目線からみる方法を編み出したようです。骨は、自分の身体の中にあることを実感できるので共感し、さらに興味をひかれました。さらにヒトの命の足跡を見開きで表現したことが、他の絵本と違う魅力を決定的にしました。「今、自分がどのようにしてここに存在するのか」を簡潔でわかりやすい言葉と、柔らかい絵が心地よく心に響き、この絵本をさらに魅力的にしました。大人も子どもも、長く楽しめ、何度も読み返したくなる絵本☆おすすめです♪
2022年8月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入
人間が今の形になるまでの歴史を分かりやすく絵本にしています。大変ためになり面白い本なので2冊買って孫たちにプレゼントします。
◆帯、売上カード、読者ハガキ付き
◆サイズがゆうパケットの規定ギリギリのため、透明のビニール包装で発送致します。
中身の見えない厚手の包装をご希望の場合は、定形外郵便710円で発送いたしますので、落札時にご選択ください。
◆新品未使用ですが、家庭での保管をご理解いただき、神経質な方や店頭の商品と同様の状態を希望されるかたは入札をご遠慮ください。安価で出品しておりますので、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
◆評価内容が悪いかたは、トラブルを回避するため入札を取り消させていただく場合があります。入札前に質問欄でご相談ください。
◆落札や質問への対応ができない期間がありますので、自己紹介を必ずご確認ください。
(2024年 10月 2日 19時 27分 追加)
◆郵便料金が改訂されましたので、定形外郵便での発送は920円になります