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昭和46年 342ページ 魚種の数 486・図版の数 532 29㎝*39㎝の大判です。重さ約3.59kgでずっしりきます・定価29000円 いわゆる豪華本ですね。資料用にもいかがでしょうか。
序 魚の図鑑をいくつか持っておられる読者は,この図がたいへんすぐれていることと,またそ れが,かつて昭和36年に,日本水産株式会社の50周年記念事業として作られ,その一部は内田 老鶴圃によって市販された『日本水産魚譜』にそっくりだということに気づかれたであろう。 これはこういういきさつからである。 この絶版になった『日本水産魚譜』は,今日でも, 日本のみならず,ひろく外国からも入手 の希望があるが,今日, 内田老鶴画は新社にかわってしまったし,古書としての入手も困難で ある。それを講談社が,他の原色図鑑の企画とともに巨費を投じて再び世に出したいというこ とになった。もちろん,講談社は,日本水産株式会社はじめ関連ある出版関係の諒解を十分と られた上でのことである。このときに,旧版の誤りを正し,また, 若干の種類を増加し,さら に解説も読者の便宜を考えて大幅に改訂し, 地域別の順序であったのを, 分類別の順序にし, さらに魚の図の体裁の統一あるレイアウトを考え, すべての点で, 10年間の日本文化の進歩の あとが,この魚の図鑑に見られるようにデザインされた。 私は、ここで『日本水産魚譜』を旧版と書いたが,これがその新版とか,増補改訂とかいろ ような旧来の出版で使われるコトバにはあてはまらないくらいの,原図も著者も同じながら, 出版社がちがって編集がかわったら、かくも変わるものかと驚かされるほどの変わりようであ り,まさに,新しい本というべきものに近い。これは,その二つをおもちの方は,並べて比べ て下さればわかることである。 私は,旧版の序で,私とこの原図との関係を詳しく述べたが,ここでも自らも筆をとられた が,有田繁,富田菊枝の両画家に,小田原の日産水産研究所でこの図鑑を夢見ながら正確な図 を描かされた故熊田頭四郎氏の功績を, 再びたたえたい。 そしてともかく印刷にして世に出し た藤井前日本水産中央研究所長, 再出版についての各方面の合意をとりつけることに成功した 講談社の志柿氏の,この本を世におくることができるにいたった功績もたたえたい。 解説は,今回は,もっぱら安田富士郎博士のアイディアで,僅かの文章で, そこに近似種の 比較を表や図を用いてすることにより, 多くの種類についての知識を与えようという試みが示 された。今回の安田博士の努力はたいへんで,私は,ただ出来たものに目をとおしたにすぎな いので,旧版とのつながりで共著者となっているにすぎない。 魚の愛好家, 釣り人, デザイナー, 画家などの必備の書を作ったつもりである。 昭和46年8月8日 命 ?夫
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