
河合紀 青瓷 獅子 香合 仕覆付 青磁 美品 京焼 平安 向日窯 置物 肉池 昭和40年 共箱 しおり 縁起物 正月 新年 寿の字 丸文白虎朱雀錦 河合卯之助 龍村美術織物?
河合紀の獅子の香合です。干支物や“ぶりぶり”などの縁起物は 決まり物で繰り返しではありますが、それでもかざらずに居られないのは かならず巡りくる「かわらぬ春」の目出度さや有り難さのお相伴 お裾分けの意味合い 心持ちが大きいのだと考えます。
河合紀さんは 陶壁など建築関連の仕事で業績のある…むしろその方面で名高い方ですが、茶道具でも 本格的な茶碗やポップな香合など 感覚の鋭い作品を残しておられます。
その中で これは少し事情の異なる特殊な品らしく 興味深いです。添えられたしおりには、大阪の “粋筋の大店” からの依頼により 古品を写して製作した旨が記されいます。この作家さんにして “写し”とは何とも珍しい事で さらに青磁でこの小ささで…。ご自身も 若干照れ気味に感想を述べて居られる通り、異例づくめ 驚きづくめの 稀有な製作だった事が窺えます。
古品の原品は香炉なのだそうで、それを香合の寸法に縮小した…という事なのでしょうが、出来はとても結構だと思います。トボケた獅子の表情も自然に微笑みを誘いますし、身の内側には “寿” の字が陰刻され 全体を祝福しているかの様です。手本とした古作の大らさがよく伝わります。
“獅子”ですので 縁起物として お正月などには好適ですし、その他 通年で使う事も可能かと考えます。肉池 置物 小物入れ 何かに添えて景物としての利用も素敵でしょう。
また 専用の仕覆が添えられていることも 大変に贅沢で目を見張ります。柄が 法隆寺伝来の “丸文白虎朱雀錦” で、“龍村織物”が定番柄として販売している錦と 縮尺も同じです。少しだけ古色の入ったこの裂が どちら製品は分かりませんが、威厳に満ちた格の高い 素晴らしい意匠だと思います。
しおりの日付は昭和40年4月。なにぶん 名の通った大店ですので、仕覆を含めた全体の按配は依頼主(店主)さんご自身がなさったのだろうと想像しました。
少し重さもあり四足で 獅子の口の穴は中から通じていて、なるほど 香炉だった面影は鮮明です。香合に仕立てられたとは言え、やはり置いておくことを想定した品だろうと考えられます。すべてに行き届いて 結構な一品だと感じました。
美品です。桐箱に木色が出ていますが、本体も共箱も仕覆も使用感ほとんど感じられず綺麗 共々良い状態だと思います。本体 仕覆 しおりの揃った条件の良いセットで、中でも 製作のいきさつを含めて しおりの存在は貴重だと考えます。
概寸(本体) w 5.9cm×d 5.8cm×h 5.4cm
概寸(仕覆) w 6.5cm×d 6.5cm×h 7.0cm
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