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Sheena Ringo Honnou Gibbs Koko de Kiss Shite Zecchoushu 4title 6CD set Early Singles



日本のポップカルチャーを根底から変えたアーティスト、椎名林檎。
その初期を象徴する名シングル3作と、初期カップリング曲集『絶頂集（sr/zcs）』を揃えた4タイトル・6枚組セットです。
音楽性・ヴィジュアル・言葉の感性、そのすべてが時代を超えて輝き続ける内容です。

まずは、ブレイクのきっかけとなった**『ここでキスして。』**。
淡く繊細なメロディに、独特の詞世界と歌声が重なるデビュー期の代表曲。
B面曲も含め、彼女の原点にある静かな情熱と孤独が表れています。
90年代末の空気をそのまま閉じ込めたような、瑞々しさと切なさが共存する1枚です。

続く**『本能』**は、椎名林檎の名を決定づけた問題作。
硬質なギターと緊張感あるリズムに、圧倒的な存在感を放つヴォーカル。
衝動・衝撃・美意識——そのすべてが凝縮されたシングルで、
彼女の表現が“音楽”から“芸術”へと昇華した瞬間を刻んでいます。
当時の音楽番組や雑誌でも象徴的な作品として語られる、時代のアイコン的1枚です。

**『ギブス』**は、静けさの中に張り詰めた感情が流れる名曲。
繊細なストリングスと低く抑えた声のバランスが絶妙で、
一貫して「誰かと生きること」をテーマに描いてきた椎名林檎のもう一つの側面を感じられます。
アルバム『勝訴ストリップ』へと続く音の深化がここで完成しつつあり、
初期作品の中でも完成度の高いシングルの一つです。

そして、ファンから高い人気を誇る**『絶頂集（sr/zcs）』**。
「やっつけ仕事」をはじめ、当時のカップリング曲やレアトラックを3枚にまとめたコンピレーションで、
初期椎名林檎の裏側を知ることができる貴重なセット。
メインストリームでの華やかさの裏にある、遊び心と実験性を感じさせます。
ボックス仕様のデザインも秀逸で、アートワークの完成度も高く、コレクションとしても価値のある内容です。

全6枚を通して味わえるのは、椎名林檎という存在の“核”。
デビューから数年の間に生まれた音楽的冒険と感情の記録が、
ひとつの時代の証として今も強い輝きを放っています。



English Description（approx. 11001200 characters）

A 6-disc collection capturing Sheena Ringo’s early masterpieces —
including the singles Koko de Kiss Shite, Honnou, Gibbs,
and the rare 3-disc compilation Zecchoushu (sr/zcs).

Koko de Kiss Shite introduced her poetic and emotional sensibility.
Honnou marked her artistic breakthrough, fusing rock and avant-garde pop with bold lyricism.
Gibbs revealed a more introspective and delicate side, with beautifully arranged instrumentation.
Finally, Zecchoushu gathers early B-sides such as Yattsuke Shigoto,
showcasing her creative experiments and sharp aesthetics.

Together, these four titles form a complete portrait of Ringo’s early era —
a period where she redefined what Japanese pop music could express.
A must-have archive for collectors and fans of her raw beginnings.



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