SCHOEPS CCM41 使用回数10数回の備品完動品+オプション品の×1Setモノラル仕様の出品(その2)です。
<マイク本体に目立った傷は有りませんが、オプションのサスペンションがキッチリと固めになっているため、装着時にどうしても擦れて、薄い傷が残ってます。>
ロケによるベースノイズ収録の機動性とスタジオでの使用を兼ねてこのスーパーカーディオイドを選んで、最高の結果を得る事が出来ました。
効果音ロケでは、ステレオマイクや4ch(IRT Cross方式)で、大井川鉄道のSLを収録したのですが、はるか遠くの1Kメートル先の
車輪が回転する「シュッシューシュ」の自然なフェードインから、汽笛の残響までが全てにおいて奥行きと広がりがあり、鳥肌ものです。
楽器収録のアコギでは、試しに(ドナルドフェイゲンの同マイクのドラム収録法を参考に)ステレオAB方式の30度角、あえて距離3mに離して録ったのですが、
自分の求める、奥から聞える控えめで有りながら、存在感のあるサウンドで、その後のEQやコンプの効きが芯を得て素晴らしく効果的です。
モノでの使用においても、ロケ等のセリフ・スタジオでのNa/ボーカル録りと丸みを帯びた繊細な音色で万能ですが、とにかく、音源から離れても音のディティールが変わりません。オーケストラのポイント録音で多用されるのも、うなずける奥行感です。
ビンテージも含めて色々なマイクを所有しておりましたが、音創りの為のマイクとしては、これに勝るマイクな無く最高の物です。
すでに年齢的な引退へのカウントダウンが始まっており、現場収録や音創りへの意欲も無くなって来たため、出品に至りました。
ちなみに、本セットは5本所有の内4本目です。他にオークションには先ず出ない、プロ用レア製品も出品していますので「他の出品」も観てください。
【内訳】
・マイク本体シリアルNo3349(木箱は誤って廃棄してしまいました)当時320,000-にて正規代理店より購入
https://store.miroc.co.jp/product/67170
・LEMO⇔XLR専用オプションケーブル5m(付随品)
・SCHOEPS SGCM CCM用ネジ式マイクホルダー(オプション品) 当時11,000-にて正規代理店より購入
https://schoeps.de/en/products/accessories/clamps-suspensions/sgcm.html
・専用サスペンション(オプション品)「現在生産終了及びネット検索でもヒットせず、型名不明」
当時28,000-にて正規代理店より購入
(マイクのセットON/OFFする際はスライドさせずにそのまま垂直に押し引きするほうが良く、傷になりにくいです。)
・専用ウインドスクリーン+ジャーマーのセット(オプション品)
当時は完全OEMでウインドスクリーン+ジャーマーのセットで当初110,000-にて正規代理店より購入
上記同様、(マイクのセットON/OFFする際はスライドさせずにそのまま垂直に押し引きするほうが良く、傷になりにくいです。)
https://schoeps.de/en/products/accessories/wind-popscreens/windscreens-for-mono/modular-windshield-kit.html
商品発送の際はマイク本体を保護の目的によりウインドスクリーンにマウントした状態で梱包します。