MQ36は製造されて40~50年も経つので現在出回っている機はなにかしらの不具合を抱えているものが殆どです。
そこで一度完全にバラバラにして部品は大部分を交換、気合いを入れて再組み立てしたもので別物に仕上げています。
旧部品を使っている物は、シャーシ関係,メーター,メーター保護ダイオード,メーター切り替え用マイクロスイッチ,
ヒューズホルダー,端子台,電源トランスだけでネジ類も新品に変えています。
使っている主要部品は下記の通り。
・真空管:出力管6336Aは米国セトロン青印刷モデルの中古管(同一ロッド)、ドライバー管6CL6は米国GEの6197新古管
(同一ロッド)、初段管6267はロシアソブテック(旧スヴェトラーナのマーク)のEF86新古管(同一ロッド)
・真空管ソケット:タイト製金メッキ(中華製)
・RCAジャック:モガミ7552
・ボリューム:アルプスのミニデテント、クリック付
・6336Aのバイアス・バランス調整用可変抵抗:電力と安定性に余裕がある東京コスモスのRA25巻線可変抵抗
・6CL6のACバランス調整用可変抵抗(新たに追加):米国アーレンブラッドレー社の2Wカーボン可変抵抗
・増幅段B電源用電解ブロックコンデンサー(220μF×2/500WV)と打消し用電解コンデンサー:ドイツF&T社オーディオ用
・増幅段出力カップリングコンデンサー:音質に定評があるロシア軍用オイルペーパー(漏れ電流・絶縁はチェック済み)
・その他のコンデンサー:スプラグオレンジドロップ、指月、MKP、NEC湿式タンタル、日本ケミコンKMH,KMG、ニチコンGQなど
・主要抵抗:VISHAY DALEのMIL規格金属皮膜(RN55D,RN60D,RN65D)および巻線抵抗(NS-2B,NS-2,NS-5,RS-5)
・パワーリレー:オムロンLY2および同等品
・電子タイマー:パナS1DXおよびオムロン
・AC100V電源:コード直結から3Pインレットタイプ(フルテック製)へ
・パイロットランプ:ネオンからLEDへ、スタンバイ(オレンジ) オペレート(青)
・スピーカー端子:現在主流のバナナプラグ可の金メッキネジ大型タイプへ(ツマミは真鍮+塗装で外せます)
・整流用ダイオード:出力管6336A用はシリコンカーバイドPCDP0665G1、初段・ドライバー段用はUF2010
その他
出力管6336AのB電源ON遅延用のサーマルリレー管はパナの電子タイマー(現在は2分に設定)にして
B電源ONの2秒後にスピーカーライン用リレーがONになるようにしています。
配線については殆どを耐熱電線およびテフロン絶縁電線を使い、元配線方式のアース母線共通などと簡略化している方式は止めて、
R,Lチャンネル完全分離配線にしています。
現在はエージングを兼ねての音出し中ですが特に問題はありません。
添付品は元回路図と追加変更した回路図(手書き)や取説コピー、真空管の空箱などです。
保証期間:1年間設けますが流用している電源トランスと6336A真空管は除きます。
故障修理については10~15年間はサポート可能です。
発送については送料こちら持ち、梱包重量約21kgの為、普通のクロネコ宅急便160サイズになります。
(2026年 2月 19日 15時 21分 追加)音出しエージング中、6336Aの1本がヒーターが原因で急激に劣化したので実装球はバランスも考えて青印刷2本と黒印刷2本に変更します。